【最新釣り情報】11月の水温と釣れる魚

11月に入り、陸地の気温は本格的な冬に向かって寒くなってきましたね!

10月までは各地で夏の猛暑日が続き、水温も高いことから魚の反応がない時も多かったと思います。

秋が深まった今!海の中はどのような状況なのでしょうか?今月釣りやすい魚と共に紹介します。

目次

【最新釣り情報】11月の水温と釣れる魚

11月の水温

海の水温は地上の気温に比べて1~2ヶ月ほど遅く低下します。

秋は魚釣りのシーズンのように感じますが、近年の海水温は10月までは水温が20℃以上のところも多く、魚達は高水温に動きが鈍くなる、または沿岸に寄らないこともあり、釣果がいまいち伸びないと感じる方も多かったと思います。

ちょうど1年前の2023年の11月1日の海面水温は以下のような感じでした!

北海道では20℃を下回りますが、その他の地域では20℃以上を観測しています。それでは11月30日を見てみましょう。

11月末では太平洋側ではおおよそ21℃、日本海側では18℃、北海道では約10℃付近まで水温が下がります。

水温20℃付近はアジなどの小魚の適水温であり、捕食が活発になります。

また、それらの小魚を追って大型の肉食魚も沿岸付近に回遊してきます。

大型の肉食魚も水温に敏感な種類が多く、冬は深い場所へ移動してしまうため、陸地からこの時期狙いやすいよ。

11月釣りやすい魚

アジ

11月のマアジは15~20㎝に成長したサイズを釣ることができます。

成長したアジは豆アジの頃に比べると以下の2点の変化があります。

  • 群れの規模が縮小
  • 水深はやや深め

群れの規模が縮小しているため、仕掛けへのヒット率が下がり、回遊も短時間で終わります。

豆アジは体を大きくさせようと捕食が非常に活発でしたが、成長したアジは警戒心が強く、数釣りの難易度は上がっています。

そして、アジといえば海の表層~中層を泳ぐイメージがありますが、成長するとやや深いも行き来するようになるため、棚(水深)の設定にも注意すると良いです。

釣り方

水深が深いエリアまで届く、投げサビキやルアーで釣るアジングも楽しめる季節です。

メジャークラフト アジングロッド 鯵道

豆アジから尺アジまで狙えるアジング最強のロッド。何度竿を振っても疲れづらい軽量モデル。

感度が良好で非常に使用しやすいです。アジングを始めてみたい方にもおすすめです。

カマス

水温が低下してくるとカマス釣りのハイシーズンを迎えます。地域差がありますが、30㎝前後のサイズを釣ることができます。

カマスは小魚を捕食する魚なので、小魚の回遊時間にあたりやすい“早朝・夕方”に狙うことが多いですが、意外と夜も釣れる魚です。

小魚は夜の湾や漁港内に非常に多く溜まっていることがあり、カマスも捕食しに来ます。

水深が深めの場所を選択すると良いと思います。

釣り方

歯の鋭い魚なので、通常の仕掛けでは糸が切れてしまうことがあります。

カマス専用のサビキ仕掛けや、ジグサビキ、ワームを使用した釣りが楽しめます。

波止カマスの基本完全セット

オモリも付いた完全セットで楽に準備できます。小魚を捕食するカマスはキラキラしたものを追う習性があるため、針の周りに反射する毛のようなものが付いています。短い仕掛けで投げやすく、リールを巻くだけで釣れます。

ハゼ

落ちハゼと呼ばれ、水温が下がり始めると15㎝以上の良型ハゼが釣れるようになります。

ハゼ釣りは簡単な仕掛けで釣ることができ、ファミリーフィッシングでもおすすめの魚です。

釣りのポイントは“水位”です。

ハゼは水位が上がると、足元付近まで餌を探しに来ます。水位が下がると陸地から遠い深い場所へ移動しているので狙いにくくなります。

11月に底物を狙う時は水位の差に注意して釣りをしましょう。

釣り方

ちょい投げ釣りで狙うことができます。竿を投げたら釣れるまで置いたままでも良いです。

のべ竿 ハッピーハゼつり

軽量で短い竿なのでお子さんが扱いやすいです。(150㎝と180㎝のサイズがあります)

滑りにくいグリップが付いており、足元で釣る際に適しています。

 ライトショット 投げハゼセット 立つ天秤

オモリが着底しやすいように底の部分が平らになっています。魚に餌が良く見えるような設計で遠くにいる魚も引き寄せることが可能です。

ハゼやキス釣りに使用できます。

シロギス

シロギスのシーズンは春と秋です。

春はサイズが小さく数釣りが楽しみやすいです。秋はサイズが大きくなります。

堤防や砂浜から狙えます。

釣り方

投げ釣り・ちょい投げ釣り。群れで泳ぎ回って餌を探す魚なので、動きの出やすい(海に漂いやすい)餌を使用するのが良いです。

イソメやゴカイなどの生きた多毛類がおすすめですが、疑似餌でも釣ることができます。集魚効果の高い“旨み成分”が海の中で漂います!

パワーイソメ

多毛類の疑似餌の定番商品!パワーイソメはフルーティな香りがあり、手に付いても不快感がありません。虫エサが苦手な方に特におすすめです。

1本約11㎝あるので途中で切って使用してもOKです。サイズや種類も豊富!釣りバッグの中に忍ばせておくと便利な疑似餌さです。

ブリ・カンパチ

大型の肉食魚は小魚を捕食しに、接岸します。1~2kgまで成長し、強い引きを味わうことができます。

水深が深めの潮の流れが良い外洋に面した堤防や砂浜、磯から狙うことができます。

起伏の激しいポイントは釣りの難易度が上がりますが、餌も多いため回遊してくる率も高いです。

釣り方

泳がせ釣りやショアジギングで狙います。

ストラディック SW

回転性や防水性に優れており、ハンドルが握りやすく、なめらかで快適な巻き心地です。

ブリやヒラマサなどの大型肉食魚を狙います。本格的なショアジギングを楽しみたい方におすすめです。

ヒラメ

ヒラメは冬に産卵する魚で、水温が下がってくると産卵に向かって体力を付けるため、餌を捕食しに接岸してきます。

ヒラメの適水温は10~25℃と幅が広いですが、水温が低くなるにつれて接岸してくる個体の数が増えます。

水温が高いと移動する気がなかなか起きなくてな~

地域によって水温の差があるので、釣果が出始めてから狙っても良いと思います。

釣り方

泳がせ釣りやメタルジグ等を使用したルアーで狙います。なるべく飛距離が出やすいものを11月は選択した方が釣りやすいと思います。

堤防ヒラメ・青物泳がせ仕掛 

針に付けた餌が元気に泳ぎ、長持ちするために針が餌の魚に食い込みすぎないように設計されています。

ヒラメ、マゴチ、青物釣りに最適です。

クロダイ

河川では小規模な群れで泳ぐクロダイの姿を見ることもできます。

警戒心が強い魚なので、水質が濁る雨(台風)の後も狙い目です。※安全に注意してください。

クロダイの適水温は10~30℃前後と幅広く、水温が下がり始めた11月もまだまだ活性が高い状態でまだまだ釣りやすいですが、夏に比べるとやや難易度は上がります。

(近年では水温上昇により冬でも釣れる情報もあります。)

釣り方

ウキ釣り・ぶっこみ釣り・落とし込み釣りなど。

ナイロンライン 黒鯛イズム 落とし込み マークウィン

クロダイ釣りで使用する道糸はナイロンライン2号前後がおすすめです。扱いやすく、視認性に優れています。

クロダイ釣りでは貝類や岩場などの障害物が多いエリアで釣ることが多いです。こちらの道糸は、適度なハリ、柔らかさを持ち合わせていて強度が高いことが特徴です。

糸に緑とオレンジのマーキングがされていて、特に見やすい道糸だと思います。

まとめ

11月は上記で紹介した以外の魚(カワハギやスズキやメッキやサゴシ)も釣れます!

海の中では越冬に向けて脂肪をたくさん蓄えるために、少しずつ捕食が活発になります。

この時期を逃さずに大物の肉食魚などの魚を狙いに行きたいですね!

11月は朝晩特に冷え込むので、防寒もしつつ釣りを楽しみましょう♪


以上、「【最新釣り情報】11月の水温と釣れる魚」でした!

次回もお楽しみに♪

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