春に釣れるアオリイカは全国に生息する種類ですが、釣ったことがない人にとっては“本当に自分の住んでいる都道府県で釣れるのか?”と感じる方もいらっしゃると思います。
今回は新鮮なイカを一度は釣ってみたい!と思う方も多いはず!
【イカがどのような場所でよく釣れるのか】を紹介します。
イカはどんな海で釣れる?
イカの行動
先ず初めに、イカが海の中でどのような行動をしているかを紹介します。
常に釣り場にいる生き物ではないため、以下のポイントを抑えて釣りへ出掛けることをおすすめします♪
①水温
イカは温暖な水温を好む生き物です。接岸の目安水温は約16℃。
春に大型のアオリイカは産卵の為に接岸しますが、水温が低いと群れの数が少なく釣りづらいです。
16℃以上になると姿を現すことが多くなります。
回遊
アオリイカは常に同じ場所にいるのではなく、群れで回遊しています。
潮の流れに乗って泳ぐので、潮の満ち引きが起こる時間帯が釣りやすいです。(特に早朝・夕方が釣果が高い)
満潮・干潮の潮の流れが止まる時間帯は、捕食対象の小魚の動きが止まるため、イカ自体もあまり活発に動きません。
イカ釣りでは同じ場所に仕掛けを投げ続けずに、広範囲探ることがポイントです。
釣り場
それでは、どのような釣り場にイカがいるのか見ていきたいと思います。
藻場
春釣れるイカは産卵場所を目指して移動します。
アオリイカの主な産卵場所はアマモ・ホンダワラ等の藻が生えている場所です。
釣り場の近くに藻場があるとイカが釣れる確率も上がります。
春は産卵しに接岸するので、近くに藻場があるが第一条件!
広い海の中、藻なんてどこでも生えるのではないか?と思いますが、太陽光が良く当たり、栄養が豊富な陸地近くの海で生えることが多いです。
藻場を探すポイントは、海の色で判断します。(↓詳しくはこちらをご覧ください)
防波堤
防波堤は大型のイカが好んで食べる“アジやイワシなどの小魚”が良く回遊します。
先端
防波堤の先端は海水の流れが良く、獲物を追いかけてイカも回遊してきます。
曲がり角
L字型の曲がり角では、潮がぶつかり合いプランクトンが溜まる場所です。
プランクトンを捕食する小魚も集まりやすく、イカも足を止めやすいスポットです。
港
潮の流れが良いとイカの回遊ルートになり、港内でも釣ることができます。
できれば奥まった場所ではなく、外洋に面した場所が釣りやすいですね。
それほど遠くへ投げずに釣ることができます。
磯
磯は身を隠しやすい障害物が多く、エサもあるのでアオリイカが溜まりやすいスポットです。
大型のイカは産卵に向け体力を温存するために、根に隠れてエサを待つことがあります。
海底付近を探ることがポイントですが、根掛かりのリスクもあるので多めに釣具の準備があると良いです。
サーフ
砂浜から釣る場合は以下の点が揃った場所でイカが釣れることが多いです。
- 潮通し◎
- 岩や藻が近くにある
- 水深が深い場所がある
広く探ることができ、良型サイズが釣れると人気です。仕掛けを遠投する必要があります。
サーフエギングでは秋が人気の季節です。
まとめ
河口域でも釣れることがありますが、塩分濃度の濃い海を好む生き物なので長雨の際はおすすめしません。
イカは一定の条件が揃うと釣りやすいようですね!
もちろん釣果情報も大切なので釣り場の情報を見てから春のイカ釣りへ出掛けてみてください♪
以上、「イカはどんな海で釣れる?」でした!
次回もお楽しみに♪
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