カワハギが釣れた!と喜んでいると実はその魚毒がある魚かもしれません。
今回はカワハギによく似た“毒のある魚”を紹介します♪
カワハギ?!似ている毒のある魚
似ている魚①キタマクラ
フグ科フグ目キタマクラ属に分類されます。小さなおちょぼ口、大きな瞳がカワハギとよく似ていますね。
体長も10~15㎝ほどのサイズが多く、小さなカワハギかな?と思ってしまします。
水深30m以内の浅場の砂底に生息しており、堤防や磯でよく釣れます。生息範囲は福島県以南~です。
キタマクラは【テトロドトキシン】という毒を持ちます。症状:痺れ、腹痛、重症になると死に至ることもあります。
皮膚の粘液にも毒があるので、クーラーボックス等へ入れて他の魚と一緒にすると毒性が移ってしまいます。釣れた際はすぐに海へ戻すことをおすすめします。
また、素手で触っても中毒にはなりませんが、粘液が口に付いたり、傷口から毒が入ることがあるので、魚つかみ等で持つことが大切です。
カワハギと異なる点は、体を膨らませて威嚇してきます。
似ている魚②ソウシハギ
フグ目カワハギ科ウスバハギ属に分類されます。
こちらもハギ属の魚なので、同じ顔つきをしていますが細長い体が特徴です!模様もカワハギとは異なり、なんだか毒々しいですね…。
ソウシハギは幼魚は茶褐色をしており、青い模様ではなく黒の模様をしています。
ソウシハギは温暖な水温を好み、水温18℃以下になると死んでしまいます。
近年高水温の影響で生息分布が広がり、沖縄~東海地方まで確認されています。
消化器官・肝臓に【パリトキシン】という毒を持ちます。
ソウシハギが持つ毒は先ほどのキタマクラが持つ毒の約60倍、自然界で最も強いと言われています。
症状:呼吸困難、けいれん、重症になると死に至ることもあります。※加熱しても毒は消えません。
体長は大きいもので80㎝ほどあります。
見分けるポイントは、青い斑点と大きな尾ひれです!
まとめ
カワハギと顔つきが良く似た2種の毒のある魚を紹介しました!
どちらも水温上昇に伴い、最近よく釣れる魚なので、特徴を知っておくと安心ですね♪
以上「カワハギ?!似ている毒のある魚」でした!
次回もお楽しみに♪
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