日本は海に囲まれた島国!釣り場も数多く存在します。
今回は関西圏の水の循環の大きな役割を担う”大阪湾”です!
どのような環境なのか、釣れる魚について紹介したいと思います。
釣りフィールド 大阪湾
大阪湾とはどんな場所?
大阪湾は兵庫県・大阪府・和歌山県に接する湾です。
面積
約1447㎢。円形状の形をしています。
湾口
2つの湾口があります。
1つ目の明石海峡側は約3.6㎞。
2つ目の紀伊水道側は約11㎞です。
水深
平均水深は30.4m(都心部では埋め立て地が多い)
最大水深は197mです。
2つの湾口部、淡路島付近は水深が深いです。
河川
約36本の河川の水が流れ込みます。
大阪湾の水質
昔の大阪湾
大阪湾は湾口が2つありますが、湾の広さに対してどちらも幅が狭く、海水が循環しにくい地形をしています。
昭和50年代の大阪湾は生活排水や工業廃水が多く流れ込んでいました。
さらに、湾奥部の地質は粘土に似ている”シルト”という沈泥で、汚染物質が蓄積されやすい環境です。(西側は砂と泥に似たシルトが混ざる地質です。)
かつて大阪湾は「茅渟(ちぬ)の海」と呼ばれるほど、水産物が豊富な海でしたが、海中の酸素が足りない”赤潮”も頻繁に発生し、一時は「死の海」と呼ばれるほどに水質が悪化していました。
最近の状況は?
大阪湾の水質は長年にかけて、対策が取られています。
湾奥部では汚染負荷量の流入は昭和50年代と比べると2割も削減されています。
特に湾口付近では、透明度がけた違いにきれいになりました!が、プランクトンの量が減ってしまうなどの今後の課題もあるようです。
湾口と湾奥部の水質の違いや、赤潮の発生頻度も淡路島付近ではほとんどないことから、湾の中でも場所によって環境が異なるようです。
最近のニュースでは、大阪の道頓堀では、日本うなぎの稚魚が確認されました!水質改善により、魚の種類も着々と増えています!
より、多くの魚が大阪湾で釣れるようになると嬉しいですね♪
大阪湾で釣れる魚
クロダイ・イワシ・シーバス(スズキ)・メバル・アジ・アラカブ・ブリ・タチウオ・サバ・カサゴ・アイナメ・鯛
カレイ・エビ・カニ・マダコ・ボラなど。
場所によって釣れる魚は異なるようです。
大阪湾で釣った魚は食べられる?
大阪湾で釣ったは食べている方と臭くて食べれるもんじゃない!の両者の声があります!
水質は以前に増してキレイになりましたが、やはり汚染物質が気になり身が臭いと感じる方も多いようです。
湾奥で釣った魚の種類によって(チヌ・スズキ・ボラなど)、自己判断ですが食べない方が良いかもしれません。
※食べる場合は魚の臭みを感じる内臓や鱗は丁寧に処理した方が良さそうです。
外洋に近い場所や湾口付近は水深が深いので食べても大丈夫かと思います。
まとめ
大阪湾は兵庫県・大阪府・和歌山県に面していることから他県に釣りへ足を運んでみるのも楽しめそうな場所です!
湾奥と湾口部や淡路島付近では水深も水質も異なるため、様々な魚の種類に出会うことができそうです♪
以上、「釣りフィールド 大阪湾」でした。
次回もお楽しみに♪
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