日本は海に囲まれた島国!数多くの釣り場が存在します。
今回は首都”東京”にも接する、東京湾の環境や釣れる魚について紹介します!
釣りフィールド 東京湾
東京湾とはどんな場所?
東京湾は黒っぽい濁りがある海をイメージしませんか?水質が汚れているのでしょうか?
先ずは東京湾の地形を見ていきます!地形から東京湾の水質のヒントがあります。
東京湾の地形や水深
東京湾は東京都・神奈川県・千葉県に接する海です。
面積
約1380㎢
東京湾には2つの岬(福津岬・観音岬)があります。
岬から内湾を東京湾と示すことも多く、その場合の面積は約930㎢です。
湾口
湾口は約20㎞と広いです。
2つの岬の間は約7㎞ほどで、湾奥へ進むにつれて狭くなっていきます。
★ここが東京湾の水質に関わってきます。
水深
平均水深は15m、最大水深は700mです。(湾口付近には海底谷があり、深海魚も生息しています!)
2023年、東京湾にクジラが迷い込んだニュースがありましたが、アクアライン付近まで泳いできました。
地図を見ると、内湾奥の浅場まで来たことが分かります!
水質
東京湾の水は濁っているイメージをお持ちの方もいると思います。
東京湾はS字に屈折した形をしており、内湾の水と外洋の水が、入れ替わりにくい特徴があります。
水の循環が良い場所では、波や潮の動きにより海の水が多くかき回され、酸素量が多くなります。反対に、水の循環が悪い場所ではこれらの動きがないため、酸素量が少無くなります。
また、東京湾は約60もの河川からの水が流れ込み、工場・生活排水も多く、窒素やリンなどの成分が多く蓄積しやすい環境です。
これらの成分を分解するためには、多くの酸素を必要とします。そのため、東京湾では海中の酸素量が足りない時に発生する、”赤潮”が発生しやすく、結果として海の水が濁ります。
最近の状況は?
近年の東京湾の水質は改善傾向です!汚染された水(汚染負荷量)の流入は減っています。
エビやカニなど魚が捕食する甲殻類も増え、釣れる魚の種類・漁獲量も増えました!が、まだまだ蓄積された汚染物質は海底にあり、今後も水質改善に向け対策が取られます。
釣れる魚
東京湾はたくさんの魚を釣ることができます!
スズキ・クロダイ・ハゼ・アジ・イワシ・サヨリ・シロギス・メバル・カサゴ・ベラ・ボラ・カレイ・アイナメ・ニシンなど。
船釣りでは水深が深いスポットにも行くことができ、鯛やタチウオなど魚の種類が一気に増え、大型サイズも釣りやすいです。
釣った魚は食べられるの?
東京湾で釣った魚は、食べられる!臭くて食べられない!どちらの声も上がります…。
内湾の奥・河口付近や浅い場所で釣った魚は臭みが強いと思います。(内臓は×。魚の種類によっては(河川の近くで釣った黒鯛やスズキ・ボラ)自己判断ですが食べるのを控えるのが良いかもしれません)
岬から湾口付近の水深が深め・外洋に面した場所では問題ないかと思います。
まとめ
東京湾は面積も広く、湾の奥と岬から湾口に向かう場所では水深も異なるため、釣れる魚も場所によって変わりそうですね。
東京湾の釣りは規制が厳しいのかな?と思いますが、実は釣り場は多く、安全柵がある公園や初めてでも訪れやすい釣り施設があり、ファミリーフィッシングや初心者の方も安心して楽しめそうです!
以上、「釣りフィールド 東京湾」でした。
次回もお楽しみに♪
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