青い刺身が食べられる?!【アナハゼ】はどんな魚?

アナハゼは青緑(エメラルドグリーン)の色の魚です!

一見、毒があるように感じる色をしていますが…食べることはできるのでしょうか。

水深が浅い場所でも釣ることができ、堤防からも良く釣れる【アナハゼ】とはどのような魚なのか解説します♪

目次

青い刺身が食べられる?!【アナハゼ】はどんな魚?

アナハゼとは?

アナハゼはこのような色の魚です!

顔周りの色が特に鮮やかですね…!口の中まで青緑色をしています。

アナハゼは“ハゼ”という名前が付いており、堤防からよく釣れるこのような茶色の小さな魚の仲間のようにも見えますね。

体の色は少し似ている部分がありますが、アナハゼの方が目が大きく、ヒレは鋭い感じがします!

アナハゼはカサゴ目カジカ科アナハゼ属!ハゼの仲間ではなく分類はカジカ科なんですね!

おお!確かにそっくりだ!

カジカとは

カジカ属の魚は海水・淡水のそれぞれに生息する、又は海水から淡水を移動する種類に分かれます。

日本では約90種類ほど確認されています。

海水域に生息する種類は、淡水域に生息する個体に比べてやや大きめのサイズです。

生息域

アナハゼは北海道・沖縄県を除いた日本の各地の浅場に生息しています。岩礁や藻場がある場所に生息していることが多いです。

タイドプールのような非常に浅い場所でも見ることができます。

特徴

全長約18㎝に成長します。体表には斑紋があります。

青緑色が強い個体もいれば、茶色の個体もいるよ!

魚によってはオス・メスで体の色が変わることがありますが、アナハゼは性別で体の色が変わるのではありません。

色は生息する場所によって異なり、保護色ではないかといわれています。

体に生殖器を持ち、魚類では珍しい交尾をして繁殖する魚です。そして、メスはホヤの中に卵を産みます。

“ホヤ”はどんな生き物?

ホヤは貝や植物ように見えますが、脊椎動物の原点である“原索動物”に属する生物です。

小さな頃はオタマジャクシのように泳ぎ回ります。その後、岩などに付着すると動かず、パイナップルのような姿に変化していきます。

安全な場所で卵を産みたいよね。

食性

甲殻類・小魚をよく捕食します。好奇心旺盛で動いているものには良い反応を示してくれる魚です!

あまり大型の魚ではありませんが、大きな口で自分と同じくらいの大きさの魚もバクバク食べます。

ルアーフィッシングでも隠れた人気がある魚です!

アナハゼ属にもさらに種類がいる!

アナハゼにも実は複数種類がいます。(一部を紹介!)

  • アナハゼ
  • キリンアナハゼ
  • ヤナギアナハゼ…など!

さらに仲間がいるんだね!

釣り方

アナハゼはエサ釣り・ルアーフィッシングで釣ることができます。

エサ釣り

エサ釣りでは障害物エリアに棲みつく生態から、穴釣りやブラクリ等の仕掛けを用いることが多いですが、ちょい投げやウキ仕掛け等なんでも釣れます。

エサはイソメなどの多毛類や魚の切身などに食いついて来ます。

ブラクリ 堤防仕掛

狭い障害物でもするする入りやすい菱形のオモリで使用しやすい人気商品です。夜光玉も付いており、夜行性のアナハゼを釣るのに効果抜群です!

ルアーフィッシング

ルアーではジグヘッドにワーム(ジグ単)を付けたものが良いです。メタルジグでも掛かることがありますが、あまり速く泳ぐ魚ではないのでゆっくり誘います。

ジグヘッド

2g前後のジグヘッドを使用します。

バークレイ ふわゆら

0.4~2.0gまでの重さがあります。落ちる時にふわふわゆらゆら自然な動きで魚を誘うことができます。

ワーム

よく動くワームであれば、色や形は何でも良いです。

食べられるの?

アナハゼは食べることが出来ます。

調理のポイント

鱗を持たない魚なので、体表がヌメヌメした粘膜で覆われています。塩を振って体表のヌメリけを取り除いてから捌くと良いです。

また、背びれに鋭い棘を持つため、捌く時や釣れた際は注意してください。

おすすめレシピ
  • 刺身
  • 唐揚げ
  • 煮つけ

特に癖が無く淡白な味わいです。様々な調理法で美味しく食べることができます。

先ほど紹介した通り、個体によって色の強さが異なります。青緑色が強い個体は身も青緑色をしています!

青緑のお刺身…食べてみてね!
青の身は食べる気が無くなる…という方は火に通すと白くなるよ!

まとめ

アナハゼは鮮やかな見た目に釣れた際は毒があるかと思ってしまいそうですね!

普段あまり見ることがない“青いお刺身”食卓に出したらびっくりさせることができそうですね!

冬も堤防から釣れる魚なので対象魚に選んでみるのはいかがでしょうか。


以上、「青い刺身が食べられる?!【アナハゼ】はどんな魚?」でした!

次回もお楽しみに♪

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