サカナシティ漫画 26話「魚の聴力」

海の中で暮らす魚はどのように音を感じているのでしょうか?

目次

魚の聴力

魚は人間のような音の聞こえ方ではなく振動や水圧の変化を感じているようです!

魚の種類によって

  • 聴力に長けているもの(鯉)
  • 感知する周波数が狭く、あまり聞こえてないのでは?と推測される魚(ヒラメ)
  • 浮袋の振動・骨やヒレの摩擦音を利用したコミュニケーションを取る魚(グチやホウボウ)

など様々な聞こえ方や、感知能力があるようです。

音を感知する器官

それでは、魚の音を感知する仕組みの解説です!

魚は音(水圧)を感知すると、浮袋が震え、骨などを伝って”内耳”へ信号を送ります。

内耳は脳の両側についており、外部からは見えません。

信号を受け取ると脳の神経細胞へ。そして、魚は音を感知します。

内耳の他にも、音を感じる器官があります。

側線

魚の体表にはエラから尾にかけて線があります。この側線は、音(水圧)や水の流れを感じ取ることができます。

側線上にも鱗があり、”孔”(穴に似たようなもの)があり、感覚神経と繋がっています。この孔の数が多い、密集していると感知能力が高い傾向があるようです。

また、浮袋を持たない【アイナメ】は側線が5本ほどあります。

魚によって退化した器官を持つ種は、役割を補うことができるように、他の器官が発達していることがあります。

音を鳴らして魚を誘う効果は?

魚を釣るときに【胴突き仕掛け】のオモリで海底を”コツコツ”突く事や、ルアー【ポッパー】を使用した際は”ポコポコ”と魚が泳ぐ音を再現し、魚へのアピールすることがあります。

効果はあるのか疑問を持つことがあると思います。

水中の音の伝達は、私たちが生活する空気中よりも減衰が少ないため、実は遠くまで伝達されています。

そのため、釣りや漁での魚への音のアピールは、遠くにいる魚も呼び寄せることができ、効果が期待できます。

まとめ

魚の聴力はまだまだ解明されていないことが多く、謎が多いです!

静かそうに思える海の中は、魚同士のコミュニケーションや捕食音、船が通る音など様々な”音(振動)”であふれかえっています♪


以上、サカナシティ漫画26話「魚の聴力」でした!

次回もお楽しみに♪

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