戻り鰹(カツオ) もどるとは?

カツオの旬は年2回!春と秋です!

カツオには初鰹や戻り鰹などの”○○鰹”という言葉をよく耳にしませんか?

今回は、この時期が旬の【戻りガツオ】の謎に迫ります!

この”戻る”とは一体何なのか!他の時期のカツオと異なる点や美味しいカツオの見分け方をお送りします。

目次

戻り鰹 もどるとは?

戻り鰹の”もどる”とは何

カツオはスズキ目サバ科に属する魚です。

温暖な水温を好み、日本では太平洋側に多く生息します。

春に北上、夏以降に南下する季節性の回遊をする魚です。

泳ぐスピードは時速60㎞出ると言われています。(通常時は20~30㎞ほど)

カツオは浮袋がなく、常に泳いでいないと沈んで死んでしまう魚です。

(漫画にいるヒラメの泳ぐスピードは、時速1㎞ほどです。)

春に北に上り、秋に南下して戻ったものを”戻りガツオ”といいます。

戻りカツオの時期は漁獲される都道府県により異なりますが、大体9月~11月に獲れるカツオです。

(ちなみに、サンマも北上・南下する魚ですが、オホーツク海まで上がります。カツオはおおよそ北緯45度の北海道周辺までを北上範囲とし、サンマよりは北に上がりません。)

カツオは北上すると、北海道周辺や三陸海岸周辺の低水温域でたくさんエサを食べます。

そのため、脂も乗っており養分も満点!丸々太って大きくなって、戻ってきます。

カツオの寿命は約10年ほどあり、大型の物は体長1m以上、体重20kgほどです!

○○鰹

秋に南下は”戻り鰹”、春に北上の際に獲れるものは”のぼり鰹”と呼ばれます。

”初鰹”は、日本近海へ回遊してきたカツオがその年の2・3月に初めて水揚げされたことを指しますが、最近では”上り鰹”のことを”初鰹”と呼ぶことがあります。

春に獲れたカツオはサッパリとした味わい、秋に獲れたカツオは脂のとろける味わいです。

また、戻りカツオの一部のモノは「トロ鰹」と呼ばれ、マグロのトロを上回る脂が乗っており、さらに深い旨み・甘味を楽しむことができます。

美味しいカツオの見分け方

スーパーで購入する際は、カツオは柵(サク)で販売されていることが多いと思います。

美味しいカツオの見分け方はどんなものがあるのでしょうか♪

色が白、または薄ピンク色をしている物は、脂が乗っています。

赤身は鮮やかな赤色を選ぶと鮮度が良いです。

部位

カツオは部位が表記されている場合もあります。

腹側は脂が多くあるので、こってりした味わいです。

背側は腹側よりも脂が少ない為、あっさり食べられます。

まとめ

戻りカツオ、今が旬です!カツオは部位や季節によって、全く違う味わいを楽しませてくれる魚です。

カツオの栄養には、血流を良くするEPA、貧血予防に動物性鉄分(ヘム鉄)やビタミン・ミネラルが含まれています。体にも嬉しいお魚です!

旬の魚を食べて、心身ともに元気に過ごして行きたいですね♪


以上、「戻り鰹 もどるとは?」でした!

次回もお楽しみに♪

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