黒鯛・エビ撒き釣り

エビで黒鯛を釣る!

黒鯛の釣り方や楽しみ方を紹介していきます。

目次

黒鯛を釣ってみよう!

黒鯛釣りのPoint

  1. 防波堤からも大物が釣れる
  2. 釣れる時期が長い

目次

  • 季節/時間
  • 生態と習性を知る
  • 上級【エビ撒き釣り】
  • 含まれる栄養価
  • オススメの食べ方

季節/時間


春/夏/秋/冬

一年中釣ることができます。春~夏がベストシーズンで水温が上がると黒鯛の活動量が増えます。

早朝/日中/夕方/日没後/夜間

一日中釣れる魚です。特に早朝・夕方が良く釣れます。時間によって回遊しないので日中も釣ることはできますが、警戒心が強い魚なので薄暗い時間がおすすめです。

生態と習性を知る

習性を知ると、魚釣りがより楽しくなります!魚の気持ちになって、黒鯛釣りを楽しみましょう★

生態

分布:北海道南部~鹿児島 ※奄美大島以南は生息しない

食事:甲殻類・貝類・ゴカイ類・小魚・海藻など。

分類

スズキ目タイ科

春の黒鯛の行動

春~初夏にかけて黒鯛の産卵期です。冬に深場にいた黒鯛は、産卵のために浅場の砂地・藻場・岩礁域に集団で移動してきます。

産卵前は体力をつけるためにエサをたくさん食べます(このタイミングのことをノッコミ「乗っ込み」と呼びます)この時期は警戒心が強く、神経質なのでエサを丸呑みするようなエサの食べ方は少ないです。

産卵期後(地域差がありますが、4~6月くらい)は体力を回復するために、活動量が減りエサを食べなくなります。

黒鯛の卵は分離浮遊性で水温約20℃で30時間後に孵化します。

夏の黒鯛の行動

黒鯛は体力を回復するために、エサを再び食べるようになります。この時期が一番エサを追い回します。

秋の黒鯛の行動

水温が低くなってくる晩秋になると、黒鯛は深場へ移動を始めます。

藻場などに生息する場合はエサが多いので、そのまま居つき冬を越す個体もいます。

冬の黒鯛の行動

水温が10度以下になると黒鯛の活性が下がり、じっとしていることが多くなります。

黒鯛の適水温

黒鯛は5~30℃の水温で生存が可能ですが、活動しやすい温度は13~23℃です。

上級【エビ撒き釣り】

上級のPoint

  1. エサ代をケチらないことがとても重要
  2. しかし釣れる確率は抜群に高い!
  3. いつもと違う釣り方を楽しみたい方におすすめ!
  4. 堤防から大物をゲットできる

エビ撒き釣りとは?

エビ撒き釣りは生きたエビ(シラサエビ・ブツエビ・サルエビ・スジエビなど)をマキエ(魚を集めるためにエサを撒く)として使用する釣り方です!※もちろん釣り針にもエビを付けます!

たくさんエビを撒いて、魚を集め釣り針に付いたエビも魚に食べてもらって釣ります!場所は足場が安全な場所で出来、魚が釣れやすいので初心者の方にも嬉しい釣り方ですが…

ここでメリット・デメリットもご紹介します。

生きたエビはとてもアピール力があり、エビを食べる魚も多く、集まりやすいので大量に釣れます。

デメリットは生きたエビは値段が高く(30匹ほど入って500円)、撒き続けなければ魚も集まって来ないので、エサ代が掛かります。

また、エビの鮮度を良く保つためのエビブク(クーラーボックスと酸素を送る機械)や、マキエ用のカゴや尺、大物も釣れやすいので網なども必要なので、初めて釣る方には初期費用が掛かります。

場所

〇漁港や防波堤、テトラポット

水深があれば釣れます。沖に面した防波堤や潮の流れが穏やかな港内でも釣ることができます。堤防などに貝類が張り付いている所や、堤防の曲がり角や先端はエサが集まるポイントなので釣れます。

※テトラポットの上は足場が不安定なので注意しましょう。

〇河口、河川

海水と淡水が混ざり合う河口はエサが多く集まるため黒鯛もいることが多いです。

黒鯛は河川の淡水域まで進入してきます。

時間帯

一朝・夕の薄暗い時間がおすすめです。初心者の方・ファミリーの方は明るい時間帯でも、魚の種類にこだわらなければ十分に楽しめます。

道具

・竿

磯竿1~2号

・リール

スピニングリール(2000~3000番)

・道糸

ナイロンライン3号~4号

・ウキ止め

・シモリ玉

極小サイズ

・棒ウキ

0.5~2号

・からまん棒

・サルカン

・ガン玉

2~3号

・ハリス(仕掛け用糸)

フロロカーボン1~2号(1m前後使用)

・針

チヌ針2~4号


釣り方

1.水深チェック

今回エビを撒いて釣る方法ですが、仕掛けの基本はウキ釣りです。

ウキ釣り同様、針が水深のどの位置になるかを、意識して準備することが一番重要。ついついエサ撒きに気を取られがちですが、まずエビを撒く前にウキ釣りの方法同様仕掛けの深さを先に準備しましょう。

筆者は一度、ウキを外してオモリと針だけの状態で足元に落とし、出る糸の量で大まかな水深を確認します。

ちなみに、今回黒鯛を狙いますので、海底から30cm~80cm付近にえさが来るように狙いましょう。逆に、水面から3メートル近くに設定すると、メバルやスズキなども狙えます。

2.エビを気絶させる!?

シラサエビは深く潜る習性がありません。

元気が良すぎるままマキエをすると、表層でエビが動いて散らばってしまう為、一度気絶させて深いエリアまでエビが沈むようにします。

エビを尺で撒く方はこちらも尺でエビをすくったら、一度振って気絶させます。

コンスタントにエサを撒き続けます。エサを撒くのをストップしてしまうと、魚が集まりにくいので一定時間撒き続けることをおすすめします。(1回のマキエは少量で構いません、それより回数!!)

※マキエの時に潮の流れを見ておくことをおすすめします。

釣り竿にカゴを付けるタイプの方はカゴにエサを詰めます。(エサを撒く用の釣り竿が必要です)

カゴ用竿を投げて、竿をしゃくる時にエサが撒かれるので、着水後大きく竿を振ります。この場合は気絶させなくて構いません。

3.仕掛けを投げたら

エビを撒いている場所に仕掛けを投げます。ウキがピンと立つくらいまで、リールを巻いたら仕掛けを漂わせておきます。

尺でマキエをしている場合は、更に仕掛けを落としたところに、1~2回マキエを投げるごとに毎回プラスします。

4釣れない

釣れない場合は針に付けたエビが元気が良いかを確認します。マキエをしているので場所はすぐに変更しないことをおすすめします。

また、釣る水深も変更してみます。ウキ下のハリスの長さを調整します。風が強い場合はガン玉の重さも変更します。(ウキやオモリの重さも調整します)

5.来たぞ!大物の予感!

ウキが沈んだ時は魚が掛かった合図です。余分な糸のたるみをリールを巻きながら取りつつ、竿を上にしゃくりあげて針を掛けます。

リールを巻くと…

6.重い!これは‥。


大きい黒鯛のお目見えだ!これは無理に持ち上げると竿が折れてしまう…。

網を使って黒鯛を引き寄せると…

大型の黒鯛が釣れた!エビ撒き釣り様様です!やったーーーー!

含まれる栄養価

ナイアシン→メンタルを健康に。精神の安定ホルモンのセロトニン生成に必須の成分。

・ビタミンB12貧血予防に。赤血球を作り出す成分。

パントテン酸→ストレス緩和に。エネルギーを作り出す酵素を補助する役割も。

レチノール皮膚や粘膜の健康。

食べ方

  • 黒鯛の刺身(大物の黒鯛の身はどんな感じなんだろう…)
  • 黒鯛の炙り(刺身の次は炙って食べる!)
  • 黒鯛の塩焼き(ほわっと香る海の香り)

以上、黒鯛の釣り方、上級【エビ撒き釣り】でした。

次回もお楽しみに!

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