カニ餌使い方編

カニは多くの海の生き物の捕食対象です!

硬い殻を持つカニは歯が強い魚(クロダイやイシダイ)や丸呑みする口の大きな魚(カサゴ)を釣ることができます。

今回は【カニ餌の使用方法】を紹介します。

どんな種類のカニを使用し、エサの付け方や釣り方のポイントを紹介します。

目次

カニ餌使い方編

釣り餌「カニの種類」

先ず初めに釣りで使用することの多い2種類のカニを見ていきたいと思います。

イワガニ

甲羅の幅が3~4㎝、エサとして使用しやすいサイズです。

北海道~九州にかけて広く分布する岩ガニは磯に棲みつき、小魚や海藻などを食べています。

岩場で見つけやすいので、捕獲して釣りエサにすることができます。釣具店で購入する場合は一匹30円ほどです。

釣れる魚

岩ガニはクロダイやカサゴ、ブダイなどカニ餌で釣れる魚は捕食します。

磯ガニ

クロダイ釣りのエサとして使用されることが多いです。こちらも岩ガニ同様に、磯等に生息しており捕獲可能です。

全長2.5㎝ほどで魚が捕食しやすいサイズです。

冷凍用に販売されていることもあります。釣りで問題なく使用でき、堤防の壁沿いに落とすとクロダイやカサゴを釣ることが可能です。

【冷凍】スーパー磯(いそ)ガニ 

約2~3㎝のカニが入っています。冷凍保存ですが、パックから出してすぐに使用できます。

針の付け方

次にカニの付け方を説明します。

尻掛け

カニをひっくり返してお腹側にします。お腹に三角形の蓋のようなものがあります(ふんどしと呼びます。)

三角形の下部に針を刺し、甲羅側に針先を出します。

なるべく浅めに刺すことでカニが弱りづらくなり、海底をよく歩きます。

針先は上を向いているので、カニが上手く歩けば引っ掛かりにくいです!

横掛け

こちらもカニのお腹側に返します。足の付け根辺りから針を刺して、お腹のに針先を出します。

中層域で魚に食べさせたい時に効果的な方法です。

カニ餌の疑問

生きているカニの方を使用した方が良い?

生きているカニは勝手に動き回ってくれるので、竿を持って魚が掛かるのを待つ釣り方がしやすいです。

冷凍は針にエサが付けやすい点が良いですが、動きはないため釣れない時はポイントを変更する等必要です。

疑似餌は匂いなど集魚効果が高いものが多く使用しやすいですが、やや見切られやすいので深い場所での使用がおすすめです。

当たり前だけど、どれも良い面や悪い面を持つ!
自分が使用しやすいものを選んでね。

 パワークラブ

10匹入りです!パワーイソメの素材を使用して、カニ型にしています!

カニのフォルムに魚達は寄ってきて、食べたらイソメの味!魚達は吐き出すことなく飲み込みます!

夜釣りも使える?

カニ餌は夜釣りでも使用できます。夜は視界が悪いので、普段警戒心が強い大型のクロダイも釣りやすいです。

ちぎって使用しても良いの?

足だけはあまり効果がありませんが、お腹はちぎって針に掛けるとサバ等が釣れることがあります。

釣る場所は堤防や磯が一番良い?

カニが捕まえやすい場所が磯や堤防なので、釣り場も入手場所と同じ所で釣ってしまうことが多いですが、サーフから飛ばしてみるのも良いと思います。

針が外れやすいので、たくさん入手できた時がおすすめです。

まとめ

磯で入手しやすいカニはそのまま針に付けて釣り餌として使用できます◎

生きているカニだけではなく、ワームを使用した釣りでは集魚剤が添加されており、匂いのアピール効果あります。カニ餌では集魚効果が不安な方は疑似餌を使用してみるのも良いかもしれません。

多毛類に比べて魚の反応は少なくなりますが、クロダイや根魚など魚種を絞った釣り方では効果が高いです。

カニ餌を使用して、大型の魚を狙ってみるのはいかがでしょうか。


以上、「カニ餌使い方編」でした!

次回もお楽しみに♪

JACKALL ワーム ちびチヌ蟹 1インチ

6個入り、ジグヘッドと組み合わせることで簡単に使用できます。

黒鯛 キビレ カサゴ ソイなどが釣りやすいです。

FIVE STAR 脱皮したてのカニ

甲殻類のフレーバーとアミノ酸配合で集魚効果も抜群です!アイナメなどの根魚は脱皮後のカニを好んで食べる習性があります。

海底をズルズル引く、フォールさせた時に食わせて魚を狙います。

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