メタルジグは多種の魚を狙うことができ、幅広い水深を泳がせることができる万能ルアーです。
形状も様々なものがありますが、形が違うことでどのような特徴があるのでしょうか?
【メタルジグ】形によって何が変わる?
細長いタイプ
セミロングやロングタイプのジグは全長20㎝~30㎝ほどです。シルエットが大きいので目立ちます。
よく釣れる魚
タチウオやサンマ等の長さのある魚を捕食する青物がよく釣れます。
底魚や根魚等の魚は泳ぐスピードが遅いので、追いきれない時も…
形状による特徴
- 抵抗が少なく飛距離が伸びやすい
- 水圧を受けにくいので扱いやすく、疲れにくい
- 沈下スピードが速い
- 一度に長い距離進む
- 流れが速い場所では切り替えしが速く、機敏な動き
- 流れが緩い場所ではゆったり、大きなアクション
使用場所
ロングタイプは障害物の少ない場所での使用がおすすめです。船釣りでも使用することが多いです。
オシア スティンガーバタフライ
ブリ、ヒラマサ、マグロ、カンパチなどの大型肉食魚を狙えます。
表面の鱗模様が特徴的で、実際にイワシの鱗を採取し拡大、配置感覚も模倣しています。
短いタイプ
ショートジグはメタルジグの中で標準的なサイズです。
アジなどの小魚に似せて泳がせることができます。
ロングタイプよりも厚みを持たせ、重さを出しています。
よく釣れる魚
釣れる魚も真鯛やイサキ、シーバス、タチウオなどの青物など幅広い魚に対応できます。
- 標準的な長さで使用しやすい
- 小刻みに泳ぐ
ジグパラ ショート
コンパクトなシルエットで空気抵抗も少なく、飛距離が出ます。
さらに短いマイクロタイプのジグの長さは約5㎝程度でカタクチイワシやエビ、イカなどにも似せて泳がせることができます。
アジ・カマス・イサキ・カサゴなどの魚が釣りやすいです。
マキジグ マイクロ
ブレードが付いていることにより、反射効果を高めてアピールできます。
扁平タイプ
水を受け流しやすい木の葉、小判型の形状をしています。
よく釣れる魚
青物から底魚まで釣れる魚種も多く、特に海底に潜むヒラメやマゴチ、ハタなどの根魚の反応も良いです。
- 水中でひらひらと落ちる
- ゆっくりと探れる
ランダムウォークスロー
選択のコツ
形状だけでメタルジグを選ぶと図のようになります。
ロングタイプかショートタイプのどちらを選択するかは、狙う魚のサイズ、捕食する魚のサイズによって変わります。
ロングタイプは速い動きが得意なので青物などの遊泳力のある魚が釣りやすく、扁平タイプはゆっくりした動きで魚を誘うため、あまり速く泳ぐのが得意ではない根魚や底魚がおすすめです。
まとめ
形状が異なることによって操作性も釣りやすい魚も変わってくるようですね。
今回は形状のみの紹介でしたが、この他にも素材や比重バランスによりルアーの特化した特徴が付いてきます。
メタルジグ1本でも非常に奥深さを感じますね。
以上、「【メタルジグ】形によって何が変わる?」でした!
次回もお楽しみに♪
アンチョビメタル
タチウオはもちろん他の魚種も釣れます。フォールがスムーズでテンポの良い釣りが楽しめます。
メタルジャッカー
中央の窪みにケミホタルを搭載できます。夜釣りで効果が高く、メバルやアジ、シーバスなどの魚が釣れます。
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