釣り探検にでかけよう!
カサゴの釣り方や楽しみ方を紹介していきます。
カサゴを釣ってみよう!
カサゴ釣りのPoint
- エサはスーパーでも買える!
- カサゴに似ている魚を見分ける達人になれる
- 他の魚が釣れないときの遊びにおすすめ
- 初級では探検感覚で遊べる!
目次
- 季節/時間
- 場所
- 生態と習性を知る
- 初級【穴釣り】釣り探検にでかけよう!
- 中級【ソフトルアー】
- 上級【胴突き釣り船編】
- 含まれる栄養素
- オススメの食べ方
季節/時間
春/夏/秋/冬
一年中釣れる魚です。中でも、秋~3月までがベストシーズンです。冬になると浅い場所で産卵するので接岸してきます。大型のカサゴを釣れるチャンスです。
早朝/日中/夕方/日没後/夜間
日中は深場や、テトラポットの隙間や岩礁に隠れています。釣り方や釣れる場所を押さえればOKです!夜行性なので、日没・夜が特に釣れますが日中でも十分に釣れるので夜間釣りは慣れてからいきましょう!
服装
運動できるような動きやすい格好であれば何でも構いません。釣り場には日影がないことが多いので、日差し対策をしっかり行いましょう。
ライフジャケットを着用しましょう。コンパクトなもので構いません。
腰に巻くだけのタイプもあります!
足は露出しない靴や靴下をお勧めします。
夏の海辺には、”ぶよ”という刺す虫がいる可能性も!刺されたら、蚊の何倍も強い痒みが長い時間続きます。素足にサンダルは絶対にお勧めしません。(日の出や日の入り前後に釣りをする場合は特に重要)
共通して必要なもの
絶対必要
・魚用クーラーボックス
・保冷剤もしくは氷
・ビニール袋(レジ袋でOK)数枚
ゴミや、使い終わった仕掛け入れなど、小さい袋が複数あると約に立ちます。また予想以上に大きい魚が釣れた時の一時的な魚入れとして使うことも!?
・汚れて良いタオル
魚を触った後の手拭きとして。魚つかみの代用にもなります。
・はさみ(普通のものでOK)
糸を切ったり、エサや仕掛けの袋にあけ口がないものもしばしば。魚釣りには必須です。
あると便利
・ひも付き水汲みバケツ
手洗いや帰り際の清掃用にはもちろん、透明なバケツがあると釣った魚を一時的に入れて眺めることも結構楽しいです笑 防波堤から釣る際は水際まで降りられないこともしばしばあるので、ひも付きを用意しましょう。
・魚つかみトング
タオルでも代用できますが、次々に釣れた時には魚をしっかりつかめる専用トングがあるととても便利です。万一、トゲや毒がありそうな魚が釣れても安心!腰などにつけられる巻き取りワイヤーがあるとさらに楽です。
揃えられたら完璧
・エアーポンプ
最近では、魚の鮮度を保つ目的でエアーポンプを使用する人が増えています。帰る直前までバケツで生かすために酸素を送り続けるもの。もちろん外なので電池式がおすすめ。
生態と習性を知る
生態と習性を知ると、魚釣りがより楽しくなります!魚の気持ちになって、カサゴ釣りを楽しみましょう笑
生態
分布:全国(北海道南部~)
食事:ゴカイ類・甲殻類・小魚
習性
- 昼は物陰でひっそり暮らし、夜に活動
- 行動範囲は狭い
- するどい棘がある
- 群れで行動せず単独行動
- 縄張り意識も強い
これでカサゴ博士!似ている魚を見分けよう!
カサゴを釣っていると似ている魚が出現します!初級編では毒のあるものを紹介します!
どれもヒレの毒が特徴です。毒があるからと言って食べられないわけじゃないんですね。
ハオコゼは小さくてとても可愛らしい。なのでハオコゼが釣れたらつい筆者は触ってみたい気持ちが・・・(笑)
しかし、とても危険なので魚トングは必須です!
ちなみにカサゴは毒はあるの??
カサゴには毒はありません。ただし、ヒレは鋭いのでこちらも注意が必要です。
中級編ではカサゴに似ている毒なし魚もご紹介します!
初級【穴釣り】釣り探検にでかけよう!
初級のPoint
- 歩き回って魚のいる場所へ行こう
- 足元を狙うので、力を使わず竿の操作も簡単
- 漁港や防波堤などで釣れるため、近くまで車や電車で行きやすい
- ファミリーにもおすすめ!釣り探検で子どもも飽きにくい
場所
〇漁港や防波堤、テトラポット
足場の良い防波堤は初心者・ファミリーの方にオススメのポイントです。カサゴがいるのは堤防の足元(ふちギリギリ)、堤防の隙間(テトラポットと堤防の間)、足元の壁が内側に穴があればカサゴなどの魚の住処になっていることが多いので釣れます。
※テトラポットの上は滑りやすくなっています。危険なので足場の良い場所で釣りましょう!
✖砂浜
ポイントを押さえれば砂浜からも釣れますが今回の初級編の釣り方は【穴釣り】なので砂浜から釣る場合は投げ釣りをお勧めします!
○磯
磯や岩場はカサゴが隠れている場所なので釣れます。仕掛けが引っかかりやすく、足場も悪いので初心者・ファミリーは慣れてきたら挑戦しましょう。
時間帯
いつでもOKです。
道具
・竿
長さ1m~2mの比較的短い竿がオススメ。長すぎると足元を釣る場合は扱いづらいことも。振り出し式やリールとセットの釣り竿もあります。
※スピニングリール、ベイトリールどちらでも使えます!
・リール
軽くて小型なものがおすすめです。
ベイトリール:穴釣りで使われることが一番多いです。片手で簡単に糸を出すことができるリール。巻きが速くパワーがあります。仕掛けが比較的絡まりづらいです。
穴釣りであれば、これくらいの価格帯で十分!
しっかりしたいものがほしいならこれくらいがおすすめ。
スピニングリール(500~2000番):リールのトラブルが少ないです。ただ、糸を止める為の金属のわっか(ベール)を上げ下げする作業があるので、穴釣りのように足元で何度も上げ下げするような、スピーディーに釣りたい方はベイトリールをおすすめします。スピニングリールでも出来ないことはないので、安心してください。
穴釣りにちょうど良いサイズと価格帯。
セット商品もあります。
・道糸
3~5号(ナイロン)
50mあれば十分です。
・中通しオモリ
3~5号
・サルカン
フック付きがおすすめ。
・糸(ハリス)
1.5~2号を5~10センチ使用します。
・針 すでに糸(ハリス)に結んであるものだと簡単!
※筆者も自分で針を結ぶことはほとんどありません。
丸セイゴ針8~15号
・セット仕掛け
全ての仕掛け(オモリから針まで)が一体化しているブラクリという仕掛けもあります。
これ、とっても楽でオススメ。早く釣り時間を楽しみたい方・ファミリーにおすすめの商品です。また、ほかの魚釣りをしていて釣れないときや、アジばっかり釣れて子供が飽きることも。そんな時に、ブラクリを道具箱に1つ入れておくと、気分転換に楽しむこともできます。
穴釣りは仕掛けが引っ掛かってしまうことが多いので多めに購入しておくと良いです。ぜひ試してみてください♪
・エサ
ゴカイ類:生き餌は動くので魚が反応しやすいです。
オキアミ:うにょうにょした虫のエサが苦手な方は冷凍オキアミがオススメ。
切り身:サバやアジ、イカの切り身でも釣れます。スーパーで買っても良いです。
釣り方
1.釣れそうなの穴(隙間)を見つける。
穴釣りで釣れる場所はテトラポットの隙間や防波堤の切れ目、足元の壁が内側に穴のように空間がある場所を見つけてみましょう!
2.仕掛けを落とす
隙間に仕掛けを落としますが、オモリがテトラポットなどに引っかかり、底まで行かずに途中で止まってしまうことがあります。竿を少し振りながらこれ以上仕掛けが落ちないか探りましょう。※あまり激しく動かすと引っ掛かってしまいます。
穴の奥底には魚がいる可能性がアップします!底を狙いましょう!
3.底まで落ちたら
オモリが底まで落ちたらリールを2~3回転巻きます。
竿を上下に振ってエサに気づいてもらいましょう。ここでもあまり激しく動かすと魚が「あっ!これエサじゃないわ。」と思ってしまうのでゆっくり誘うのがポイントです。
4.釣れない・・・釣り探検に出かけよう!
少し待っても全然魚の反応がない場合は、仕掛けを落とした場所に魚がいない可能性があります。ここで穴釣りのお楽しみポイント!どんどん魚がいる穴を目指して釣る位置を変えましょう!ファミリーで釣る場合お子さんの飽き防止にもなります。穴釣り探検です!
5.魚が来たぞ!
魚が食らいついたら、海の底にいる魚は潜って隙間に逃げようとするので早めに巻き上げましょう!
おめでとう!カサゴが釣れたぞー!
やった~!!
一緒に釣れる魚
穴釣りで釣れる魚をご紹介!
ラッキー
- メバル
- アイナメ
- アナゴ
- ベラ
- ソイ
アンラッキー
- ゴンズイ 毒
- ハオコゼ 毒
- フグ 毒
- ウツボ 毒
- ミノカサゴ 毒
- ダルマオコゼ 毒
- オニカサゴ 毒
含まれる栄養価
- ビタミンA(レチノール):目と皮膚の粘膜を健康に保つ
- リン:歯や骨を丈夫にする、細胞膜の構成成分、心臓・腎臓の健康維持
- パントテン酸:水溶性のビタミン、皮膚や粘膜の健康を保つ、頭痛・過度の疲労予防に
- カリウム:細胞の健康、血圧を下げる、脳卒中・生活習慣病予防に
食べ方
- カサゴの煮つけ(やっぱり魚は煮つけ!)
- カサゴのてんぷら
- カサゴのブイヤベース(魚のだしが良く出てる!)
- カサゴの酒蒸し(ふわっと魚の身が香る)
- カサゴの唐揚げ(カラッとおいしい!)
- カサゴの塩焼き
以上、カサゴの釣り方、初級【穴釣釣り】釣り探検にでかけようでした!
- 中級【ソフトルアー】
- 上級【胴突き釣り船編】
もお楽しみに!
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