ブリ(ツバス・イナダ・ハマチ)

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上級
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大型の出世魚!ブリを釣ろう!

ブリの釣り方や楽しみ方を紹介していきます。



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ブリを釣ってみよう!

ブリ釣りのPoint

  1. 大きさで呼び名が変わる出世魚
  2. 強烈な引きを体験
  3. また釣りたくなる忘れられない満足感
  4. 釣れたら家族も大喜び

※分かりやすいように、この記事ではサイズにかかわらずすべてお馴染みのブリと呼びます!


目次

  • 季節/時間
  • 服装
  • 共通して必要なもの
  • 生態と習性を知る
  • 上級【泳がせ釣り】
  • 含まれる栄養価
  • オススメの食べ方

季節/時間

春/夏/秋/

早朝/日中/夕方/日没後/夜間

シーズンは4月~12月です。晩秋はサイズが大きいものが釣れます。

朝がおすすめ時間です。日中も釣ることは可能です。


生態と習性を知る

習性を知ると、魚釣りがより楽しくなります!魚の気持ちになって、ブリ釣りを楽しみましょう笑

生態

分布:北海道以南~九州

食事:小魚・甲殻類・ゴカイ類

習性

  • 大型肉食魚
  • 日本を中心に生息!
  • 出世魚!
  • ギャップのある性格
  • 寿命

特徴

体長60~100㎝、体重は3~8キロ。色は背中が青、腹は銀白色、体に黄色のラインが入っています。

生息

水深100m~中・低層を泳ぎます(※水温が暖かいと海の表層まで上がってくることもあります)

日本近海に生息しています。

泳ぐ能力

遊泳能力が高く、時速40㎞ほどのスピードで泳ぐ。体に小さな鱗が付いています。泳ぐスピードが速い魚は鱗のサイズが小さくなり、海の流れに対応できるようにしています。(ちなみに、磯にいる魚は岩にぶつかっても大丈夫なよう、鱗が大きい)

行動

群れで行動します。群れの大きさは成長によって変わり、稚魚や幼魚の時は何十~何百万の群れで行動し、少しずつ群れの規模が縮小します。季節性の回遊をし、春~夏は北上・秋~春は南下します。

性格

臆病な性格をしており、驚くと群れごと海の深い部分に逃げます。

出世魚   

ブリは大きさで呼び名が異なります。幼魚はモジャコと呼ばれ、流れ藻にくっついて生活しています。

関東では、

15㎝程度:ワカシ、30~40㎝:イナダ、50~60㎝:ワラサ、80㎝以上:ブリ

関西では

15㎝程度:ツバス、30~40㎝:ハマチ、50~60㎝:メジロ、80㎝以上:ブリと呼びます。

成長速度は1年で30㎝ほど、2年で50㎝、3年で70㎝、4,5年で80㎝以上に成長します。

寿命

6~7年です。 


上級【泳がせ釣り】

上級のPoint

  1. 道具選びは良いものを!
  2. ウキの動きに騙されてはいけない
  3. ブリの視界の深さにエサを泳がせる
  4. 陸からも狙える

場所

〇漁港や防波堤

水深があれば漁港内に小魚を追って侵入してきますがサイズが少し小さくなります。夜も外灯があると集まってくる可能性もあります。防波堤からは先端や外海に面したところから狙います。

※テトラポットの上は足場が不安定なので注意しましょう。

〇砂浜

水深があれば釣ることができます。

×磯

大型のブリは磯にはいません。投げるポイントがあれば釣ることもできますが、磯は足場が悪い為おすすめはできません。

時間帯

おすすめは朝です。ブリはほとんど朝の時間帯に食事を終わらせてしまいます。

朝>夕>日中>夜の順でおすすめします。

道具

・竿

磯用3号~5号

・リール

中型・大型スピニングリールで。(4000~6000番程度)

・糸

ナイロン4~6号

または、PEライン1.5~2号

ウキ止め

・シモリ玉

・中通しウキ

3~8号前後、発砲ウキでも可能

サルカン

ハリス

フロロカーボン3~5号

1~1.5m使用。

伊勢尼10号前後

エサ

釣ったばかりのアジやイワシなどの小魚を使用します。

エサの釣り方はこちらからどうぞ♪

エサの付け方


釣り方

ブリが泳いでいる海の層(中~低層)に活きエサを泳がせることがポイントです。

※水温が暖かい、ブリのサイズが小さいと表層に上がってくることもあります。小魚を追いかけているときは表層まで上がってきます。

事前準備:超重要、ドラグの調節とは!?

ブリ釣りでは、リールの事前準備がとても重要になります。(ドラグ調節といいます)

ドラグとは?

リールの糸を引く力を調整するねじのこと。実は、糸を出すか止めるか、だけでなく、止めている(ロックを掛けている)状態でも一定の力以上がかかったら、少しずつ糸が出ていく仕組みになっています。

なぜ?

もし糸が完全にロックされていた時、魚の力がとても強いと、糸が耐え切れず切れてしまうからです。魚が思いっきり糸を引っ張るときは、糸を出してあげて、疲れたタイミングやこっちに向かってくるタイミングで、少しずつ糸を巻いていきます。(釣り業界では、この状態を「魚が走る」といいます)

調整が必要なワケ

魚の種類やサイズによって、引く力は違います。ドラグ(ねじ)を締めすぎると、糸が切れやすくなりますし、締めが甘いと、どんどん糸が出てしまい、巻いてもいても巻いても魚を寄せることができません。狙う魚によって、ある程度予想して調整をするのが一般的です。また、実際にヒットしてから、魚の強さに応じて途中調整もできます。

調整方法

といっても、最初はこれから説明する方法で簡単設定でOK!

プロは、糸の強度の1/3や○Kgで出るように設定など様々な方法がありますが、ここでは、手でできる簡単な方法を説明します!

・軍手など手袋をはめる(ない場合はタオルでも)

・リールがロックされた状態で、糸を引っ張る

・少しずつドラグを緩めていく

・糸が切れない程度の力で、糸が出るように調節。

(ねじが強すぎると、手が痛いか糸が切れます)(糸が出るときは、ぎ、ぎ、ぎと音が鳴ります)

これで調整はOKです、

1..エサを付けたら、海に向かって投げる

エサに着水時の衝撃が少ないように、優しく投げます。ポイントは空高く舞い上がらないように気を付けます。

2.着水したら

リールの金属のわっか(ベール)は戻さずに、エサが泳ぎやすいように指で糸を押さえながら調整します。ただし、あまり自由にしすぎるとエサが岩場に潜って引っ掛かるリスクも。ウキ(ウキ止め)の位置で調整してもOKです。

3.釣れない・・・

エサが元気か確認しましょう。それから、ウキ止めの位置を調整して、エサが泳げる深さを変えてみましょう。

4.あれ!ウキが沈んだ・・・?

ウキはエサの動きでも沈んでしまいます。今回はヒットの確認というよりは、エサが大体どのあたりを泳いでいるかを、確認するために使用します。

5.すごい引きだ!!

大型の魚が掛かると一気に糸が出されます。ブリはエサに食いつき、泳ぎながら飲み込みます。なので、早く竿を振ると逃げられてしまいます。糸が出たらベールを戻し、緩んだ糸を張るくらいリールを巻きます。

6.ココからが、ブリとの対決開始!

ブリを疲れさせる

ドラグが緩すぎないか確認しながら、少しずつリールを巻いて、泳がせてを繰り返し、ブリを疲れさせます。一気に巻き取ろうとすると糸が切れたり、針が外れたりするので注意。

力ずよく走るときは少し待って、そうでないときに巻き取っていくイメージです。慌てず、少しずつ近くに寄せましょう。出来れば、近くにいる人に網を依頼しましょう。

8.やった!

重い!そして大きい!こんなに大きな魚が釣れて、幸せだ~!

一緒に釣れる魚

ラッキー

  • ヒラメ
  • マゴチ
  • ヒラマサ
  • シーバス
  • カンパチ

含まれる栄養価

 DHA→動脈硬化予防に。脳の発達にもかかわってくるのでお子様にもgood!

 EPA→血栓予防、抗炎症作用や高血圧予防。血液をサラサラにしてくれる!

 タウリン→肝機能を高め、コレステロールを下げてくれる!

 ビタミンB1→疲労回復、脳と神経を正常に保つ。

    

食べ方

  • ブリの照り焼き(ご飯が進む!)
  • ブリ大根(味が染みてて心も温まる・・・)
  • ブリのネギしゃぶ(ネギと一緒に!風邪予防!)
  • ブリのステーキ(まるでお肉!食べ応え十分すぎる!)

以上、ブリの釣り方、上級【泳がせ釣り】でした

もお楽しみに!

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