日本はイカを食べる国では世界第一位です!
釣りでも非常に人気があるイカですが、陸から釣れるイカはどんな種類がいるのでしょうか!
それでは、早速行ってみましょう!
陸から釣れるイカの種類
イカの種類
淡水域にはおらず、すべて塩分濃度の濃い海水域に生息しています。北極~南極まで、浅い海から深海まで幅広い海域に生息しています。
昼間は深い海にいて夜間になると海の表層付近まで来るイカや、体長が1㎝程のヒメイカ、20m近くまで成長するダイオウイカなど種類によって大きさも生態も様々です。
それでは!陸から釣りやすい代表種を紹介したいと思います!
堤防から釣れるイカ
アオリイカ
イカ釣りといえば、アオリイカです!
分布:北海道以南~沖縄
季節:主に春・秋に釣れます。
(東北・北海道などの水温が低い地域は8~10月)
水深:数m~30mほど。浅い海に生息していますが、水温が下がりすぎると沖へ出ます。
水温:20~25℃程度が活発です。
行動:泳ぎ回るタイプです。
アオリイカはさらに3種類に分類されます。
・シロイカ
市場によく出回る種類です。一番広い生息域を持ち、オスは大きいもので4kg、メスは2kgほど成長します。
・アカイカ
温暖な海域を好みます。(日本では沖縄や九州で釣ることができます)オスは6kgほどに成長します。
・クワイカ
こちらも温暖な海域を好みます。(日本では沖縄~四国まで釣ることができます)500g程度に成長し、3種の中で一番小型です。
コウイカ
分布:本州中部~九州
季節:晩秋・早春に釣れます。(産卵期は春)
水深:5m~100mほど。水温に応じて水域を変えます。
水温:15℃~が活発です。アオリイカよりも低水温に耐えられますが、こちらも水温が低いと沖に出てしまいます。
行動:海底付近を泳ぐことが多いです。アオリイカほどは泳ぎ回らずに、獲物を待ち伏せるタイプです。単独行動が多いです。
コウイカも3種類います。
・スミイカ(コウイカ)
関東以南~生息しています。1kg以上に成長します。
・シリヤケイカ
東北地方以南~生息しています。他の2種に比べ、味はあっさりしています。
・モンゴウイカ(カミナリイカ)
房総半島以南~生息しています。2kg以上に成長する大型のイカです。味も美味しいです。
ヒイカ(ジンドウイカ)
分布:北海道以南~
季節:晩冬~早春
水深:1m~50mほどの浅場。内湾の穏やかで水がきれいな場所を好みます。
水温:冬の低水温が活発です。
行動:明るい時間は底付近。暗くなると表層へ移動してきます。
ヒイカの種類も3種紹介します。
どれも50gほどの小さなイカです。
・ヒメジンドウイカ
西日本以南~生息しています。通常のジンドウイカよりも小型です。
・ウイジンドウイカ
西日本以南~生息しています。他の2種に比べ、触腕が長いのが特徴です。
・ベイカ
有明海や瀬戸内海に生息しています。流通量は多くありませんが、とても美味しいイカです。
ケンサキイカ
最も高級なイカと呼ばれるケンサキイカは陸からも釣ることができます。
主に船釣りのヤリイカよりも高水温を好むため、陸からも釣りやすいです。
分布:青森以南~
季節:産卵時期が早春~夏です。この時期に接岸してくるため陸から釣るなら早春~夏までがおすすめです。
水深:秋冬は60~100mの深場にいます。
水温:10~20℃前後です。
行動:夏はエサの小魚を追いかけて接岸してきます。
ヤリイカ
冬に陸で釣れるため「冬イカ」と呼ばれています。
分布:北海道南部以南~九州
季節:冬~早春が産卵期で接岸のタイミングです。大型のヤリイカを陸から狙えます。
水深:30~200mほど。
水温:7~14℃前後です。
行動:昼間は深場にいるため、釣りやすいのは夜です。エサを求めて接岸してきます。
スルメイカ
夏に陸で釣れるため「夏イカ」と呼ばれています。
分布:全国(産卵場所・時期によって回遊海域が変わります)
季節:冬は深場に潜ってしまうため、陸から釣るなら初夏がおすすめです。
水深:80~150mほど。
水温:3~25℃の幅広い水温に対応できます。
行動:イカの中で最も獰猛で活発です。昼は海の底にいますが、夜は表層へ上がってきます。
https://amzn.to/3PIMT6Vまとめ
水深が深い海に生息する・水温が低い冬は深場に潜ってしまうことが多いイカですが、種類によって産卵シーズンは岸に接岸してきます!
陸から大型のイカを釣るチャンス到来です。
イカの種類によって行動も水深も異なり、それぞれに合った戦略や引きの違いを楽しむことができます。
今年もイカ釣りシーズンに備えて準備をしていきます!
https://amzn.to/3zpkx7K以上、「陸から釣れるイカの種類」でした!
次回もお楽しみに♪
https://amzn.to/44f4Sq4[affi id=1]
コメント