釣りと風速

初心者の方・ファミリーフィッシング、これから釣りを始めてみたい方に必見な釣り講座です!

家から出て釣り場に来てみると、想像以上に風が強く吹いていることも多いのではないでしょうか。

釣りができる風速とはどれくらい?などなど!海と風にまつわる釣り講座の始まりです!

目次

釣りと風速

風速とは?

まずは、風速の定義を見ていきます!

風速は風の速さを示す指標で、1秒間で空気が動いた距離で表します。(例:1秒間に10m空気が動いたときの風の速さは、風速10mとなります。)

では、風速ごとの体感の目安を見ていきます♪

  • 風速1m=意識を向けないと感じない微風
  • 風速3m=そよ風
  • 風速5m=木の葉が動く、旗がはためく
  • 風速7m=砂埃が発生、海では白波・中波が立つ
  • 風速10m=やや強く吹き、歩きづらさを感じる
  • 風速15m=風が強い、風に向かって歩くのは困難(台風の強風域レベル)
  • 風速20m=非常に強い風、立っていられない
  • 風速25m=軽自動車は風で横滑りもしくは横転する(台風の暴風域レベル)

とされています。

海では天気予報で予報されていた風速よりも、風が強いと感じることが多いです。これは一体、なぜでしょうか…。

風の吹き方(昼)

昼間、陸上の空気は太陽からの直接の熱と陸地からの反射熱によって暖まります。暖まった空気は上昇し、空気が少なくなり気圧が下がります。

しかし、海の上では太陽熱が海に吸収されるため、海上の空気はなかなか暖まりません。

陸地上の空気が上昇すると、陸地の気圧は海の気圧よりも低くなります。空気は気圧の高い所から低い所へ流れる性質があるため、海風は気圧が下がった陸へ流れ込みます。

このように海側から陸に向かって風が吹くのですが、海面は広大に広がり、山も丘も木も建物も、風を妨げる障害物が一切ありません!

よって、風を釣り人がダイレクトに受けることに…。あの「家出た時より、風強いな…」ということが発生します。

風の吹き方(夜)

陸上は海上に比べ太陽が隠れると早く冷めやすい傾向があります、ですが、日中暖められた海水はすぐに冷める事はありません。

海による熱によって海上の空気は暖められ、上昇します。すると夜は昼間とは逆に、陸から海に向かって風が吹きやすくなります。

夜の風は、太陽のような直接的な熱ではなく蓄熱された熱のため、ゆっくりと温度変化が訪れます。そのため、昼間のように上空の空気と下層の空気が対流することがなく(下層の冷たい空気がぎゅうぎゅうすぎて入れない)、強い風にはなりにくい傾向があります。

(もちろん、寒気や低気圧の接近など、別の理由で夜も強い風が吹くこともあります)

夜釣りでは、あまり強い風が吹かないことから、ルアー等の仕掛けも飛ばしやすく、釣りを楽しむことができます。

風速何メートルから釣りしづらい?

風速3m=〇 

海風でも比較的釣りがしやすいです。

風速5m=△ 

風で帽子が飛ぶ、釣り道具やビニール袋など飛ばされることもありますが、対策をしていれば釣りは継続可能なレベルです。

風速7m=△or×

初心者の方は釣りが難しい風の強さです。風で仕掛けが煽られたり、投げ釣りは思ったところに仕掛けが飛ばないことがあります。体温も下がりやすいため、長時間の釣りには堪える風の強さです。ただし、釣りのプロのイメージでもある「自然の力に耐えながらも、狙った魚を追い求める」というレベル感で、不可能ではないかもしれません。

風速10m以上=×

風速10m以上の風のときは、釣りはやめましょう。危険です。

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まとめ

陸地と違い、海辺ではかなり風が吹きます。釣りでは、天気や波、風の強さを事前に予報をチェックしてから行くことが大切ですね♪

海風は体が冷えますので防寒も忘れずに、これからの季節も釣りを楽しみたいと思います♪


以上、「釣りと風速」でした!

次回もお楽しみに♪



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