ヒラメの寄生虫「クドア」とは?

最近、ヒラメの寄生虫による食中毒のニュースを度々目にします。

寄生虫といえば“アニサキス”が有名ですが、“クドア”はどのような生き物なのでしょうか?

目次

ヒラメの寄生虫「クアド」とは?

クドアについて

クドアはヒラメに寄生する粘液胞子虫の一種です。主にヒラメの筋肉に寄生します。

粘液胞子虫とは?

袋の中に胞子を多数作る寄生虫です。この胞子が粘膜に覆われていることから名前が付いています。

クドアの正式な名前は「クドア・セプテンプンクタータ」!

何だか魔法の呪文みたいな名前だね。
寄生するのはヒラメだけなのかな?

他の魚には寄生するのか

ニュースではヒラメにクローズアップされていますが、他の魚にも寄生します!

例:マグロ・カンパチ・鯛・サバなど。

クドアが検出されたのは養殖のヒラメが多いです。もちろん、天然のヒラメにも寄生する生き物ですが、養殖よりも数がかなり少ないです。

なぜ養殖が多いのか詳しいことはまだ解明されていません。

魚から魚への感染は報告されておらず、同じイケスで飼育されている魚が感染することはありません。

魚の他にも、海水域ではゴカイ、淡水域ではミミズに寄生します。

防ぐ方法はある?

クドアは非常に小さな生き物で(約10μm)肉眼で見つけることはできません。

-15から-20℃で4時間冷凍、または中心温度75℃以上で5分以上加熱します。

※冷蔵状態では1週間ほど生存します。

食べてしまったらどうなるの?

食後数時間で下痢や嘔吐の症状が出ます。多くの場合、24時間以内に回復します。

クドアは人間・哺乳類への寄生は無く、嘔吐物や排泄物の処理による2次感染もありません。

クドアが寄生しているヒラメを食べても、摂取量が少ないと上記のような症状はでません。

クドアがたくさんいるヒラメに運悪く当たると症状が出るようだね。

まとめ

自然界にはまだ分からない生き物がたくさんいるようですね。

ヒラメは生食で食べても大変美味しい魚ですが、心配な方は冷凍または加熱してから召し上がってください♪


以上、「ヒラメの寄生虫「クドア」とは?」でした!

次回もお楽しみに♪

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