新鮮なアナゴってこんな味だったんだ・・絶品を味わおう♪
アナゴの釣り方や楽しみ方を紹介していきます。
アナゴを釣ってみよう!
アナゴ釣りのPoint
- お寿司のネタでよく見かけるアナゴ、釣りでも狙えます!
- 防波堤からも釣れる
- 鱗がない為、鱗を取る必要なし!
目次
- 季節/時間
- 生態と習性を知る
- 中級【ぶっこみ釣り】
- 含まれる栄養価
- オススメの食べ方
季節/時間
春/夏/秋/冬
一年中釣ることができますが、オススメの時期は晩春~晩秋です。(旬は夏でとても美味しいです)
朝/日中/夕/日没後/夜間
日中は活性が低いです。夜行性なので夜がおすすめです。
生態と習性を知る
習性を知ると、魚釣りがより楽しくなります!魚の気持ちになって、アナゴ釣りを楽しみましょう★
生態
分布:北海道以南~九州
食事:ゴカイ類・甲殻類・貝類・イカやタコ・小魚などの肉食性。
魚の死骸も食べてしまうので「海の掃除屋」や「悪食の魚」と呼ばれています。
分類
アナゴ目ウナギ科
堤防から釣れるアナゴは「マアナゴ」という種類です。
マアナゴの特徴
細長い体で全長はオスが約40㎝、メスが90㎝とメスの方が大きくなり、最大で100㎝の個体も確認されています。体の色は褐色で腹側は白色です。
体の側線上(エラブタの上方から尾びれに向かって走る筋→水圧や水流を感じ取る器官)に白い斑点があります。また、側線と背びれの間にも間隔が広い、白い斑点が付いています。
特徴(ヒレ・鱗)
腹びれはなく、背・尻・尾びれが繋がっています。体の表面にはウロコがありません。
特徴(口元)
アナゴは上あごが出ていて、歯が一列にならんでいます。
生息
内湾や、河口付近の汽水域、浅い海~水深100mの泥砂底に生息しています。狭い場所を好みます。
このようにアナゴは狭い場所に隠れていることが多いです。
砂底に穴を掘って潜って生息することから「穴子」と名付けられました。
行動
日中は海の砂底でに潜って生活をし、夜エサを探しに海底付近を這うように泳ぎ回ります。
中級【ぶっこみ釣り】
中級のPoint
- 鈴を付けると便利
- 匂いがあるエサが好き
- 夜釣る場合は発光体を付けてアピール!
- 場所や釣り方を選べば通年釣ることができる
場所
〇漁港や防波堤、テトラポット
投げても釣ることができますが、障害物を好むアナゴはテトラポットの隙間に落としても釣れます。堤防の端はおすすめスポットです。
真冬でも、温排水が出ている温かいポイントがあれば釣ることができます。
※テトラポットの上は足場が不安定なので注意しましょう。
時間帯
防波堤から釣る場合は、夜がおすすめです。
道具
・竿
投げ竿(2、3m前後の竿)
・リール
スピニングリール(2500~3000番程度)
・道糸
ナイロン3~4号前後またはPEライン1号前後(150~200m使用)
・中通しオモリ
10号程度
・ゴム管
・サルカン
・ハリス
フロロカーボン2~4号前後
・針
ウナギやアナゴ専用針12号前後(口が小さいので、針も小さめが良いです)
・発光体
夜釣る場合はケミホタル(37/50㎜)や夜光チューブを付けます。
・鈴(無くてもOK)
竿先に鈴を付けておくと、アナゴが掛かった時に音で知らせてくれのでおすすめです。
ケミホタルをつけてもOKですが、ケミホタルは見ておかないといけないため、鈴を使用しています♪
・エサ
香りの強い魚の切り身や、ゴカイ類で釣ります。
釣り方
1.仕掛けを海へ
仕掛けを海へ投げます。
※冬釣る場合は、日中だけではなく夜も障害物付近にいることが多いので、壁際に仕掛けを落としてみると良いです。
2.投げたら動かさない
投げたら、竿を動かして誘うことはせず竿を置いて待ちます。
3.釣れない
釣れないときはエサが付いているか確認します。
また、場所も移動します。
4釣れない
釣れない場合はジグヘッドの重さやワームを変えます。ルアーを泳がせる層や場所も変えると良いです。
5.鈴が鳴る
アナゴが掛かると鈴が鳴ります!(風が強い日に釣ると鈴が鳴るので勘違いしてしまうので注意してください)ケミホタルを使用、または何も付けていない場合は、穂先の揺れをよく目視しておきます。
反応があれば海の底でアナゴが暴れている合図です!焦って竿を勢いよくあげると、針が取れてしまうのでしっかり掛かるまで待ちます。
リールを巻いてみると・・・
6.長い!アナゴの登場!
おー!アナゴが釣れた!海から上がったアナゴの長さにびっくり!
アナゴ釣りの達成です!やったぞ~!
いつもの魚釣りとは違う楽しさがあってアナゴ釣りはおすすめです!
含まれる栄養価
ビタミンA→免疫力を高める効果があり、皮膚や粘膜の健康を保ちます。
また、暗い場所でも視界が良く見えるように目の神経伝達に良い栄養素です。他の魚よりもアナゴのビタミンAの量は100倍近くあると言われています。
★油と一緒に摂取することで吸収率が上がります。
カリウム→むくみ防止や高血圧を防ぎます。血圧を調整してくれるカリウムは、汗をかくと大量に流れ出てしまうため、意識して取ることをおすすめします。
筋肉や心臓の動きを正常に動かす働きもあり、筋肉が弱ってしまうと消化にも影響があります。便秘解消にもカリウムは必要な栄養素です。
★水溶性の為、煮汁事食べると良いです。
食べ方
アナゴの血液の中にはイクチオヘモトキシンという毒があります。(体表のヌメリにも含まれています)
この毒は傷口や目に入ってしまうと炎症を起こしてしまったり、下痢や吐き気などを引き起こしてしまいます。ですが、タンパク質の毒なので、熱処理(60度以上)をすれば大丈夫です。生で食べずに火を通してから食べましょう♪
- アナゴのてんぷら(アナゴといえばてんぷら!身がふっくら!)
- アナゴのかば焼き(ウナギではなくアナゴ!タレが染みてご飯が進む!)
- アナゴのお吸い物(魚とは違う旨味が出てて美味しすぎる!)
- アナゴの出汁巻き卵(ふっくらたまごとアナゴのハーモニーが楽しめる)
以上、アナゴの釣り方、中級【ぶっこみ釣り】でした。
次回もお楽しみに!
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