12月に入ると海風が強く、非常に寒く感じますね!
早朝は特に釣りが厳しい…!と感じる方も多いのではないでしょうか。
12月は魚達も水温が下がり、動きが鈍くなって釣れなくなってしまうイメージもありますが‥‥魚の活性は低いのでしょうか。
今月の水温と共に釣れる魚や仕掛け【釣り情報】をお届けしたいと思います。
冬到来!12月の水温と釣れる魚
12月の海
水温×魚
先ずは昨年の海面水温から各地の12月の水温を見ていきたいと思います!
(※気温や潮の流れなどが異なるのであくまでも昨年の数値を参考にして、12月の釣りを予測します♪)
【2023年12月1日】

北海道ではすでに10度前後ですが、太平洋側では20度も水温があります。
海の水温は地上の気温より約1~2ヶ月ほど遅れて訪れるので、まだまだ魚達は元気で動きやすい水温の中で暮らしています。

今年の12月1日の水温は昨年よりどうやら高かったみたいだ!



地上はもう寒くなってきているのにね!
水温が他の地域より低い“北海道”ではこの時期、アイナメやヒラメ等の魚が釣れます!
【2023年12月31日】
約1ヶ月後の12月31日の水温を見ていきます。


日本海側・東北では15度付近まで下がります。
太平洋側の水温は20度付近まであり、1ヶ月経過しても他の地域に比べて高いことが分かります。



太平洋側は12月末もまだまだ魚が釣れそうだね。
釣れる魚と仕掛け
水温が低下してくると釣りやすい魚がいます。高水温に弱く、冷たい冬の低水温が得意な魚は、【メバル・アイナメ・ソイ】などのロックフィッシュです!
日本海側や東北・北海道のエリアでは早く釣ることができそうですね!
メバル


メバルの適水温は約12~16℃です。水温が低下すると接岸してきて、冬は産卵期に入るため餌をたくさん食べます。
※10℃以下になるとほとんど動かなくなってしまうため、釣れなくなります。



メバルは成長速度の遅い魚だから、小さなサイズは逃がしてあげてね!
釣りやすい場所は、岩や消波ブロック等ある障害物エリアです。


釣り方はワームを使用したライトゲーム、イソメやエビなどで餌釣りで釣ることができます。



夜行性の魚だから夜釣りがメインだよ!
アイナメ


アイナメの適水温は約8~15℃です。岩礁帯に生息しており、特に日本海側や東北・北海道のエリアで釣りやすい魚です。
浮袋が体にないので、水圧の変化に素早い対応ができます=ルアーを追い求めて水面まで上がることもできます。


昼間は障害物等に隠れてじっとしていますが、夜は活動的です。
アイナメは甲殻類を良く捕食するので形状を模したワームを使用したり、匂いの強い“ユムシ”を使用した餌釣りが反応が良いです。
ソイ


ソイの適水温は約10~18℃です。北海道~九州まで広く生息している魚です。
20℃付近では水温が低い深場にいるため、太平洋側では12月は個体数が少ないかもしれません。
縄張り意識が強く、障害物に棲みつきます。日中狙う場合は障害物エリアを重点的に探り、夜は活動的なので、広範囲を探ります。
釣り方はワームを使用、餌釣りではイソメや魚の切身など様々な餌に反応を示してくれます。
次に太平洋側などの水温が高いエリアでは11月に続いて以下の魚がまだまだ釣りやすいです!
アジ・サバ


アジ・サバなどの回遊魚は食べ応えがあるサイズまで成長しています。
成長した魚はやや深い水深を泳ぐので、棚(水深)に注意して釣ります。



回遊魚=表層のイメージが強いですが、深めの水深も探ってみて下さい♪
ブリ


先ほど紹介したアジをサビキで釣りあげて、泳がせ釣りのエサとして使用します。ブリやヒラメなどの大型の肉食魚を狙うことができます。
その他、ルアーを使用したショアジギングで狙えます。
その他の魚
その他に釣りやすい魚は以下の種類です。
12月釣りやすい魚 | ||
---|---|---|
カサゴ | 黒鯛 | カレイ |
ヒラメ | カマス | サワラ |



まだまだ多くの種類の魚が釣れて、海釣りが楽しめそうだね!
まとめ
地上はたいぶ寒くなってきましたが、水温はまだまだ高そうですね!釣りが楽しめそうです!
水温が低下すると訪れる魚を狙いに行くのも、より一層季節を感じる釣りができますね♪
以上、「冬到来!12月の水温と釣れる魚」でした!
次回もお楽しみに♪
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