今回は、初心者が感じる”疑問”について、解説していきたいと思います!
第一回目は、
「サビキ釣りのウキ」
について。
仕掛けについての記事を見ると、ウキがある仕掛けと、ない仕掛けの絵を見かけます。
同じアジ釣りの仕掛けでも、あるパターンもあればないパターンも。
「なぜ同じ魚なのに違うの?」とネットで検索してもなかなか答えが見つかりません。地域?好み?なんとなく?
サカナシティでは、理由にフォーカスして、どう使い分けをすれば、釣果がアップするのか、記事にしたいと思います!
そもそもサビキ釣りでのウキの役割は?
実は、サビキでの役割は、
- ウキ無=仕掛け底まで沈めるか
- ウキ有=仕掛けを水中に浮かせるか
ではありません!!
サビキ釣りは、基本的に手に竿をずっと持って行う釣りです。単に、仕掛けを水中に浮かせたいのであれば、海中に落とす糸の量をリールで調整すればOK♪
手で地面に付かないよう、水中に浮かぶように持っていれば良いだけです。
ウキが無くても、底付近、中間、表層と、下に垂らす糸の長さをリールで調整すればどこでも狙えます。
しかし、次の場合はどうでしょう。
自分が立つ岸壁から、遠くを狙いたい時を想像してみましょう。
①底周辺を狙うとき
図のように、ウキ無しで遠くに投げて底を狙おうとしても、仕掛けは重さで地面に寝そべってしまいます。
これでは、カゴに入ったエサがすぐにこぼれてしまいます。また、サビキ仕掛けは針が複数付いているため、針が地面に引っ掛かりやすくなります。
それから、サビキで狙う魚たちは、海の中をひらひら舞うエサが好きなので、地面落ちただけのエサはほとんど食べてくれません。
②中間や表層を狙うとき
サビキの仕掛けには重さがあるので、ウキ無しでは重力に従って仕掛けはすぐに竿先の真下に来てしまいます。遠くを狙いたくても狙うことができません。
答え
- ウキ無=足元を狙うとき
- ウキ有=遠くを狙いたいとき
となります。
ちなみに、遠く+狙う深さを調節するときは、ウキから下の、仕掛けの長さを調節さえすればOKです。ウキ止めを使って、仕掛けの長さを調節しましょう♪
なお、今回は上にカゴがある絵で説明しましたが、下かごでも同様です。
遠くを狙うメリット
- サイズの大きい魚を狙える
- 岸壁によって来ないときでも、釣果が改善することがある
- 堤防のすぐ下にいる狙っていない魚が釣れるのを防ぐ
足元を狙うメリット
- 仕掛けを投げる必要がなく子供も簡単
- 投げるよりカゴのエサが長持ち
- 上下操作だけなので楽ちん
- 足元に魚がいれば、少ない操作で大量に釣れる
ウキ有のアジ釣りがあったり、ウキ無のアジ釣りがあるんですね♪
最後に
魚によって生息する層が異なります。狙いたい魚によって、仕掛けを沈める深さを調節します。
足元を狙うときは、ウキを付けず手で調整すればOKです。遠くを狙うときは、ウキ下の仕掛けまでの長さを、ウキ止めで調整すればOKです。
以上、サビキ釣り ウキ 付ける・付けない?
でした!
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