1日の中で魚が釣れない時間

1日の中で数回、魚が釣りづらくなる時間があります!

それは【潮どまりの時間】です!

潮が止まるとは一体どのような現象で、なぜ魚が釣れなくなるのでしょうか?

目次

1日の中で魚が釣れない時間

潮の満ち引き

先ず、魚釣りにおいて釣果を出すには“潮汐(潮の満ち引き)”が関係しています!

海の水はいつも一定の高さを保っているかのように見えますが、太陽と月の引力によって満ち引きを繰り返し、高い状態(満潮)→低い状態(干潮)へゆるやかに変化しています。

海面の高さを潮位(ちょうい)といいます!
海から近い河川や砂浜では潮位の変化が分かりやすいです!

満ち引きがあると魚にとって何が良いの?

潮の満ち引きによる魚への影響は大きく分けて2つあります。

  • 酸素を運ぶ
  • 餌を運ぶ

①酸素

海は陸地に向かって強い風が吹きます。この風によって波が立ち、海に酸素が供給されますが、波の影響による酸素の共有は表層部を占めます。海の表層は大荒れで波が立っていても、水深の深い部分では穏やかな状態になっていることも多いです。

海の酸素は満ち引きがあることにより、海の深い部分の水もゆっくりとかき混ぜられ供給されています。

②エサ

潮の流れによってプランクトンが水中を漂います。

エサの動きがあると、魚の捕食活動が活発になり、活性が上がります。

魚の活性が悪くなる【潮どまり】が起こると一体どうなるの?

潮止まりとは?

それでは、次に魚が釣りづらくなる【潮どまり】について解説します。

潮止まりは潮の満ち引きの中で“満潮と干潮のピーク時”に起こります。

潮の流れが止まると酸素の供給が減り、魚達は泳ぎづらくなり活性が下がります。

プランクトンは潮の流れによって漂う為、アジなどの回遊魚はエサが流れてくる方向に頭を向けて泳ぎますが、潮が止まると流れ自体が無くなるため、魚が色んな方向を見始めます。すると、エサを発見する個体数が減ります。

潮止まりが起こる時間と対策

潮止まりの時間は地域によって差があり、正確に○○分続く!とは言えませんが、1時間程度続くこともあります。

大潮の時は短く、小潮の時は時間が長い傾向があります。

釣りへ出掛ける際は、潮汐情報を確認してから行くと釣果が伸び悩む時間を避けることができます。

まとめ

魚釣りをしていると、海の匂いが強くなる時間帯があると思います。海の匂いを嗅ぐと私たちは何だか魚が釣れそうだな!と感じることもありますが、それは干潮時に起こることが多く、実は魚があまり釣れない時間です。

私たちが釣り易そう!と思う海でも実際の海の中では、魚の活性が低い状態のことが多いです。

潮汐を確認しつつ、今後も釣りを楽しみたいと思います。


以上、「1日の中で魚が釣れない時間」でした!

次回もお楽しみに♪

初心者向け リール・ロッドセット

サビキ釣りからちょい投げ釣り、軽いルアー(ワームやメタルジグ)を使用したライトゲームが楽しめる釣り竿です。

糸とリール、ケースが付いており、釣りを始めてみたい方におすすめの1本です。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次