初心者が感じる”疑問”について、解説していきたいと思います!
今回は、
釣れたらどうする?毒のある魚
をお送りします。
釣りをしていて、毒のある魚は釣れます!笑
初心者の方やファミリーで釣りをしていると、釣れた時にどうすればいいのか迷うと思います。
そんな毒のある魚の対処方法や、具体的にどの部分が危険なのかを紹介したいと思います♪
今回はよく釣れる4種類です。
NO.1 フグ
毒のある魚の代表でもあるフグは、「エサ取り名人」と呼び名が付くほどよく釣れます。
よく釣れるフグの種類は”クサフグ”です。
北海道以南~沖縄の浅い岩礁域・汽水域・砂地に生息しています。体に付いた寄生虫を落とすため、塩分濃度のない川まで侵入してくるため、川でも釣れてしまいます。
オキアミ・ゴカイ・貝類(アサリ)・甲殻類などの肉食性です。
鋭い歯で仕掛け糸を噛み切ってしまうことやワームも噛み千切られてしまうことがあります。
表面付近で群れで行動しているため、釣りたい魚が釣れる前にフグが釣れてしまいます。フグは積極的に捕食する魚です。釣れる時期も一年中です…。
危険ゾーン・対処方法
クサフグの毒は内臓・皮・肝臓・卵巣・腸、皮膚や筋肉にあります。
フグが釣れた場合、種類によっては皮膚に毒があるものもいます。釣りあげた際にフグの種類を見分けるのは難しく、危険なので魚つかみトングを使用しましょう。(実際クサフグは触れますが、安全第一を心がけましょう♪)
針を外して海に返します。(口元の歯に注意する)
フグばかり釣れてしまうときは、場所やルアーを硬い素材に変えましょう。
No.2 アカエイ
水族館でもよく見られるエイは、500種以上確認されており、毒針を持つものや発電器官で痺れを引き起こす種類もいます。
中でもよく釣れてしまうのが”アカエイ”です。
日本全国に生息をしており、浅い場所の砂泥底や河口付近にもいるため、釣りをしやすい場所はエイたちの住処です。エイは、ゴカイ類、小魚、魚の死骸など様々なエサを食します。
エイはあまり速く泳ぐのは得意ではないので、砂底に潜って身を潜め捕食しています。
危険ゾーン・対処方法
エイの棘は、背中の中心から小さな棘が並んでいて尻尾まで続きます。尻尾を鞭のように振り回し、暴れて刺すときもあるので、足元にも気をつけます。頭側から近づくようにします。
尻尾にある毒線に振れてしまうと、強い痛みに襲われます。血圧低下や呼吸障害などのアナフィラキシーショックで死に至ることもあり、刺された場合は病院へいきましょう。
※エイは死んでいても、毒は残っているので堤防等に上がっていても触らないようにします。
エイがばかり釣れてしまう場合は、砂底に身を潜めていることが多い為、釣る水深を変更します。
No.3 アイゴ
一見毒を持った魚に見えません。大物が釣れた~!やった~と思っていると背びれ・腹びれ・尻びれに毒を持ちます。アイゴの罠です。
体の色は褐色で白い斑点模様が付いていますが、刺激によって変化します。
青森~沖縄の岩礁などの藻が多い場所に生息し、汽水域にも侵入してきます。海藻・ゴカイ類・甲殻類を食します。
危険ゾーン・対処方法
背びれ・腹びれ・尻びれの毒は、刺されると酷く痛み数週間続く場合があります。お湯につけると痛みが軽減されます。※アイゴが死んでも、毒は残ります。
No.4 ゴンズイ
ナマズの仲間です。10~20㎝ほどに成長し、茶褐色の体に2本の黄色いラインがあります。
関東以南~九州の浅い岩礁や堤防の砂泥底に生息しています。太平洋側に多い魚です。
群れで行動し、夜行性です。小魚や甲殻類、ゴカイ類を食します。
初夏~秋がよく釣れてしまいます。
危険ゾーン・対処方法
ゴンズイの背びれとびれに毒があり、刺されると痛みに襲われます。
夜釣りでとてもよく釣れます。視界が悪い為うっかり触ってしまうことが多々あるので注意しましょう。※ゴンズイは死んでいても、毒は残ります。
ゴンズイも底の方で群れている魚なので、釣る水深を変更します。
まとめ
釣りやすいスポットに生息する毒のある魚は、雑食性が高いですね。
毒のある魚を処理して食べる方もいますが、基本的には危険なので初心者の方やファミリーで釣る時は触らずに逃がした方が良さそうです。(魚つかみトングや網を使用して、危険なゾーンは避けます)
対処
ヒレなどに毒を持つ魚に刺されてしまった場合は、患部から毒を絞り出すようにし、消毒します。
火傷しない程度のお湯につけるとタンパク毒の場合、痛みが和らぎます。
人によっては、患部が壊死したり酷いときには意識を失う可能性もあるため、痛みが続く・傷口が化膿してきた時は医療機関を受診することをおすすめします。
以上、釣り疑問「釣れたら、どうする?毒のある魚」でした!
次回もお楽しみに♪
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