初心者が感じる”疑問”について、解説していきたいと思います!
今回は、
堤防から大物が釣りたい!どんな釣り方がある?
をお送りします。
ファミリーフィッシングでは、安全性からどうしても堤防釣りがメインとなります。
防波堤から釣りでは、釣れる魚が比較的小さな魚が多く、「大物は滅多に釣れない!」と感じている方も多いのではないでしょうか?
でも、やっぱりファミリーフィッシングでも大物が釣りたい!ということで、
今回は、「堤防から大物が釣れる確率を上げる」べく、魚の特徴や、具体的な釣り方を解説していきます。
大物はなぜ釣りづらい?
そもそも、大型の魚はなぜ小型の魚に比べて釣りづらいのでしょうか。それは行動や性格、生息地に少し違いが出てきます。
小さな群れ、もしくは単独行動になる
小さな魚や、若い魚は外敵から身を守るために大きな群れで行動することが多いのですが、成長すると群れの大きさが縮小もしくは単独行動をとるようになります。
大きな群れで行動する魚は、群れが湾や堤防の近くに回遊してくると一気に釣れるのですが、大きな魚は群れが小さいか単独なので、簡単には釣れないというわけです。
つまり、大きい魚を釣るには、いかにエサに気づいてもらえるかが重要になってきます。
だんだん深い場所を好むようになる
また、小さな魚は、海の上~中層で群れを作ることが多いのですが、大きな魚は同じ種類の魚でも比較的下層で群れをつくることが多くなります。
つまり、堤防から仕掛けが届く範囲の海の深さも重要になってきます。
警戒心が強くなる
若い魚は、好奇心が旺盛なのでエサに興味を示すことが多いですが、成長すると警戒心が強くなります。堤防の下や付近に魚が身を隠せる場所があるかで、大物が潜む確率が大きく変わります。
真鯛で学ぶケーススタディ
では、実際の魚を例にあげ、具体的な特徴の違いを見ていきましょう。今回は、堤防から釣れると嬉しい!真鯛で見ていきます♪
若魚は藻場や浅場の狭い範囲を群れで行動します。成魚になると、岩礁や深場に生息地を変え行動範囲が広がり、群れの大きさも小さくなります。
普段深場にいる魚は、産卵期になると接岸してくるのでその時期を狙うと、防波堤からでも釣りやすくなります。
堤防から釣りやすい大型の魚は?
青物
ブリ(ヒラマサ・ハマチ・イナダ)
底物
ひらめ・マゴチ
ロックフィッシュ
キジハタ(アコウ)
その他
タチウオ・シーバス(スズキ)・クロダイ・タイなど。
大物を狙う釣り方は?
泳がせ釣り
泳がせ釣りは、釣った小型の魚をエサに大型の魚を釣る方法です。
潮通しの良い、防波堤でヒラメや青物(ブリなど)を釣ることができます。
ポイント
出来るだけ、元気なエサを使用することで遠くの大型魚にもアピールできます。
ウキフカセ釣り
フカセ釣りは、撒き餌を柄杓で巻きながら釣る方法です。
撒き餌を使用し、針に刺したエサと同調させると、魚が食いつきやすく大物が釣れる可能性が高いです。※ある程度の水深や潮の流れが良い場所で釣ります。
クロダイやメジナ、シーバス、産卵期の春は真鯛も釣ることができます。
ポイント
惜しみなく、撒き餌でアピールすることはもちろん、撒き餌がある程度沈むタイプも重要です。表層で流れて行ってしまっては、深い所や障害物に隠れている大物にアピールできません。
エビ撒き釣り
撒き餌に活きたエビを使用します。コストはかかりますが、クロダイや真鯛が釣れます。
ポイント
エビを撒く前に、柄杓の中でフリフリしてしっかり失神させてから撒くことが重要。
そのまま撒くと、エビは横に泳ぐ習性があり、深い場所まで沈んでいきません。
近くに深い海がない!そんな時は…
水深も重要であることをお伝えしましたが、
・いつも行くところに深い海がない…
・湾だから浅い…
という方もご安心ください!次のような場所でも大型のHIT率を上げることができます。
潮通しの良い場所を選択する
浅くても、潮がよどみなく流れていれば流れに乗って大物が寄ってきます。流れ着いた大物にしっかりアピールできる釣り方を選びましょう。
夜釣ってみる
大型の魚は夜行性の物も多く、夜は警戒心が日中に比べて薄れるので釣りやすくなります。
海底が砂地
砂の中に隠れることのできる魚は、比較的浅い場所にも出現します!
(マゴチ、ヒラメなど)泳がせ釣りなどでアピールすれば可能性が上がります。
まとめ
堤防から大物を釣って、周りをあっと驚かせてみたいですね!
筆者は堤防で大物が掛かったとき、いつも小さな魚ばかり釣っていたので、焦って逃がしてしまった事が多々あります…(笑)とても悔しい思いを何度もしました。
大物がかかっても安心な竿や網を用意して置くことをおすすめします!
以上、釣り疑問「堤防から大物が釣りたい!どんな釣り方がある?」でした。
次回もお楽しみに♪
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