釣り竿 耐久性の秘密!

初心者が感じる”疑問”について、解説していきたいと思います!

魚が掛かると強烈な引きによって竿がしなります!

思わず折れてしまいそうなくらい曲がりますが、なぜあんなに強いのでしょうか?

どんな材質で優れた構造なのか‥‥。釣り竿の耐久性に関する疑問に迫ります。

目次

釣り竿 耐久性の秘密!

釣り竿の材質

近年の主流はカーボンとグラス素材による2つです。

どちらも、簡単に言うと糸の束である”繊維素材”です。扱いやすくするため、樹脂と混ぜて「繊維強化プラスチック」として使用しています。

簡単に、繊維の混ざったプラスチック素材といった感じです。

どちらも釣り竿だけではなく、自動車やスポーツ用品・インテリアなどの多岐にわたって活用されています。

カーボン

カーボンは炭素繊維強化プラスチックのことを指します。(石油や石炭の炭素成分の糸の束を樹脂が浸透したシートと組み合わせています)

特徴は軽い・感度に優れている・錆びにくいです。

高価な釣り竿は樹脂の比率が高く、より軽量化していることが多いです。

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グラスファイバー

溶かしたガラスを繊維状に伸ばした素材です。ほとんどが家庭から出たガラスをリサイクルしています。

特徴は、強度が強い・防水性・元の形状に戻る力が強いです。

ガラスと聞くとすぐに折れてしまいそうな印象を持ちますが、これにも樹脂を組み合わせることで、高強度と柔軟性を併せ持つ素材へ変化します。


曲がる構造の秘密

釣り竿は先ほど紹介した糸の束の素材+樹脂をシート状にして金属の棒に巻いて熱し、硬化させて作ります。

出来上がった釣り竿は円錐状のパイプのような形です。

中が空洞のため、一点に力が集まりにくくなります。

炭素素材のシートは繊維のため、折り重ねた方が強度が増します!

(折り重ねる方向等により、釣り竿の重さや特性が異なります)


穂先(先端)は細く、手元の部分は太いです。

小さな魚が掛かると、糸を引っ張る力は弱く、穂先だけ曲がります。

大きな魚が掛かると、糸を引っ張る力が強く、竿全体が曲がるように設計されています。

曲がる範囲が広いほど、力が竿全体に掛かるため折れづらいです。

そして、竿に負荷が掛かるよりもリールから糸が大量に出るため竿全体が曲がりやすくなります。

(※全体像はこのような形ですが、紹介した以外にもきっと企業秘密もあると思います…!)

そんな強い竿でも扱い次第で簡単に折れる

釣り竿は優れた設計がされていますが、扱い次第で簡単に折れることもあります。

釣り竿は軽量化され扱いやすいものが多いです。

そのため、薄く作られている物が多く、知らない間に細かい傷が付いていることが多いです。(例:置き竿にする際・車に積む際など)

傷が入っている部分に負荷が加わると簡単にポキッと折れてしまうことがあります。

角度

一点に力が集中して加わると、折れやすくなります。(例:根掛かりで無理矢理引っ張る・魚が陸に近づいて来た時に急激に竿を振り上げるなど)

また、釣り竿が本来想定された向きと逆方向に曲げることも避けたほうが良いです。

まとめ

筆者はファミリーフィッシング用の竿(千円くらい)で、大物が釣れた時は折れてしまうと思いヒヤヒヤしました…!意外と安い竿でも耐久性に優れていて長く使用できています♪

釣り竿は釣り方によっても竿の要素が異なり、とても奥深い道具ですね。


以上、「釣り竿 耐久性の秘密!」でした!

次回もお楽しみに♪

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