釣れる長寿の魚

海の中にはたくさんの種類の魚がいます。寿命が1年ほどの種類もいれば40年以上生きる魚もいます。

大きな魚ほど、寿命が長いイメージがありますが、真相はいかに!今回は、釣れる魚の種類で長生きする魚を紹介します!

目次

釣れる長寿の魚

魚の年齢の推測方法

魚によって大きさも形態も様々なです!どのように魚の年齢を推測するのでしょうか。

魚の年齢の推測方法は、魚の耳石(脳の近くにある硬い組織で、バランス感覚を保つ役割がある器官)や鱗(複数枚用いる)や脊椎を見ます。樹木の年輪のように輪状の模様があり、これらの本数を数えることで、おおよその年齢が分かります。

耳石は魚の種類によって大きさや形、強度も様々です。イシモチやクロダイ・ハタ類は比較的、耳石が大きいので取り出しやすい魚です。耳石は年齢だけではなく、日齢も分かります。(自由研究にもおすすめ!)

また、エイやサメなどの軟骨魚類は私たち人間と同じ「平衡砂」を持ちます。平衡砂は耳石よりもさらに細かいため取り出すのが難しく、これらの魚は脊椎で推測します。

長寿の魚の種類

それでは!釣れる魚で長寿の魚はどんな種類がいるんでしょうか♪今回は、5種類紹介します!

マダイ

マダイの寿命は20年~長い個体は40年程と言われています。

体の成長は環境によって差が生じますが、生きた年数に応じて体も大きくなり、体重10kg以上、体長100㎝以上のマダイは20年以上生きた個体と推測されています。

マダイは、縁起の良い魚と知られ、お祝いの席でも多く扱われています。縁起物として多くの意味がありますが、ここでも寿命が長い”長寿”も、もちろん入っています。

マダイは小さめのサイズは陸からも釣りやすい魚です。10キロ以上の大物を釣るには船釣りをおすすめします。


カレイ(オヒョウ)

日本近海の陸から釣りやすいカレイの寿命はおおよそ10年~15年です。

カレイにも非常に大型の種類がおり、北海道のオホーツク近海で確認されているオヒョウカレイは平均でも30年~40年生きます。(なんと100年超えも確認されているとか…)

成長スピードは非常に遅く(1年で10㎝ほど)、長く生きることで巨大化します。

※オヒョウカレイは、釣った際にケガ・死亡事故が発生するほどの大暴れをする魚です。

クエ

自然界では20年ほど、飼育下では30年超する魚です。

他の魚に比べ1年で成長するスピードが遅いため、大型のクエは10年を超えの個体です。

磯でも釣ることができますが、なかなか難しく、足場も危険なので、船で釣ることをおすすめします!

冬の鍋にぴったりのクエ…釣ってみたいですね!

うなぎ

うなぎは謎が多い生き物で、推定寿命も5年~80年と非常に幅があります。

その中でも、日本うなぎはおおよそ20~30年程の寿命なのではないかと推測されています。

天然うなぎは産卵すると死んでしまうことや、養殖では天然の個体よりも長く生きる傾向があるなどなど…うなぎは謎ばかりです。ヨーロッパでは100年を超す寿命の個体もいたことから、比較的長い寿命のようです。

天然のうなぎは身が引き締まった味わいを感じることができます。釣り竿に鈴を付け(アタリが分かりやすい)、河川や河口で釣ることができます。

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ウツボ

自然界のウツボは40年程生きることが確認されています。

危険なイメージがあり、釣りの対象魚としてあまり人気がありませんが、比較的水深の浅い陸からも釣ることができ、ぶっこみ釣り等の方法で釣ることができます。

見た目に反して、とても美味しい魚です。(秋~冬が旬)

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まとめ

まだまだ、魚の生態は謎ばかり!自然界と飼育下では寿命も異なります。広い海で寿命を全うした魚を調べるのは、非常に難しそうです!

超大型の魚はやはり寿命が長い傾向もありますが、意外と成長スピードは遅い魚も多かったですね。

大型の魚は船釣りで狙うこともできそますが‥‥危険が伴うことも。ぜひ、一度は超大物の魚を釣ってみたいものです!


以上、「釣れる長寿の魚」でした!

次回もお楽しみに♪

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