不思議生物⁉シャコを釣ってみよう!

初心者の方・ファミリーフィッシング、これから釣りを始めてみたい方に必見な釣り講座です!

お寿司のネタとしてもお馴染みのシャコ!ですが、近年数が減少しているため、高級化してきました…!

シャコは【海のエイリアン】とも呼ばれています。

一体どんな生き物なのか。陸から釣る方法を紹介します!

目次

不思議生物⁉シャコを釣ってみよう!

シャコとはどんな生き物?

分類

シャコ科シャコ属に属する甲殻類の一種です。(シャコ属には約500種知られており、化石から約4億年前からいた生き物です)

姿はエビに似ていますが、類縁関係はありません。ムカデなどの節即動物が近縁です。

地方名

シャコエビ・ガサエビ・シャッパなどの呼び方があります。

体長

約12~15㎝ほど。

生息・行動

水深30~50メートルほどの浅場・内湾・砂泥底に生息。

砂にU字型の穴を掘り、単独で行動します。

日中はほどんど巣穴に潜って出てきません。夜にエサを探す夜行性の生き物です。

エサ

小魚・多毛類・甲殻類・貝類など。エサを見つけると、折りたたんでいるカマで一瞬で獲物を捕らえ、自分の巣に持ち帰る習性もあります。

性格

非常に強い攻撃性を持ちます。パンチ力が強く、硬い貝殻も砕いてしまいます。(釣れた際は、注意が必要です)

驚く視力の持ち主

シャコは人間に見えない色も認識できます。(人間の見える色は3原色、シャコは12原色ほど見えます)

紫外線や赤外線も見えるシャコは動物界でも視力が抜群に長けています。

春~初夏です。産卵期には、卵を持ったシャコも釣れる時があります。

シャコを釣ってみよう!

場所

シャコは漁港や湾内に生息しています。全国で釣ることは可能ですが、数が減っている・漁業権が関わるため、事前に釣果情報を調べておくことをおすすめします。

時期

6月~9月くらいがピークです。東北地方などは11月くらいまで釣れます。

時間

夜行性の為、夜がおすすめです。

仕掛け

シャコ専用仕掛けを使用します。

オモリが付いた簡単なちょい投げ仕掛けやハゼ釣り仕掛けでも釣ることができます。

オモリは8号程度を使用します。

エサ

アオイソメを縫い刺しで使用します。(垂らしは2~3センチを目安に)

釣る方法

1.海に向かって仕掛けを投げる。

遠くに投げるとリールを巻いている最中にシャコが逃げてしまうので、なるべく近距離を狙います。

2.待つ&確認

投げたら糸のたるみをリールを巻き取ります。そのあとは基本的に置き竿でOKです。(竿を2~3本出しても可)

エサが付いているか、時折確認します。

3.シャコのアタリ

魚のようなコツコツとしたアタリ方ではなく、ほとんどアタリが分からないことが多く、微かに竿が揺れる程度です。

シャコは針が掛かるまで時間が掛かるので、竿に反応があった際は少し時間を待つことがポイントです。

4.リールを巻く

竿を強く上げてしまうと、シャコはエサを離しすぐに逃げます。

ゆっくり竿を上げ、ゆっくりリールを巻きます。(針が掛かりにくいので、激しい動きをすると外れてしまいます)

シャコが釣れたら…

攻撃に備える

釣った際にシャコは、補脚を振って攻撃してくることがあります。フィッシュグリップ等の掴むものがあると安全です。

鮮度が大切!

シャコは、自己消化酵素を多く含んでおり、自らの身を溶かしてしまう性質があります。(遅く持ち帰ると殻だけになっていることも…)

エアーポンプ等を活用すると鮮度が落ちにくいです。持ち帰ってすぐに茹でる等の調理をすることをおすすめします。

まとめ

肉厚で美味しい新鮮なシャコ!ぜひ、自宅で味わいたいものです!

シャコ釣りでは、他の魚が釣れてしまうことが多いですが、高価なシャコ…釣れると嬉しい生き物ですね♪

シャコを狙ってみるのはいかがでしょうか。


以上、「不思議生物⁉シャコを釣ってみよう!」でした。

次回もお楽しみに♪


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