2023年、各地でイワシが豊漁のようです。
鳥取県では一日のイワシの漁獲量が約一千トンと好調です!
新潟県ではイルカに追われた影響なのか、大量に砂浜に漂着しています。
なぜそれほどイワシが大量にいるのか、謎は解明されているのでしょうか?
そして、気になる今年のイワシ釣りを探ってみたいと思います。
イワシが豊漁!今年は釣れるのか?
マイワシの豊漁
日本で流通の多いイワシの種類は、「マイワシ」・「カタクチイワシ」・「ウルメイワシ」の3種類です。今回の主役、豊漁のイワシは、日本の漁獲量が一位の魚「マイワシ」です!(2022年度)
マイワシの漁獲量は豊漁と不漁を約50年ほどの周期で繰り返す魚です。今年に入って特に大群の目撃情報が多いですが、近年漁獲量が上昇している魚です。
豊漁は、あと数年は続くのでは?と言われています。
物価高でどんどん魚の値段が上がる一方、購入しやすい価格になる魚もいるのは嬉しいですね♪
なぜ、このような現象が起きているのでしょうか…?
豊漁の解明は?
今回のマイワシの豊漁のメカニズムは、現時点で決定的な解明されていないようです。
海水温はどうなの?
マイワシの豊漁の傾向は、寒冷期の時期=水温が冷たいと大量に獲れる魚でした。
海の水温は数十年単位で寒冷期と温暖期を繰り返しています。ですが、現在は温暖期で今年の水温は例年に比べても2度ほど高く、それほど低い水温ではありません。
マイワシは適正範囲内の水温(約10~17度)を求めて回遊する魚なので、水温が高いと他の海域に移動してしまいます…。
魚種交代が起きた?
マイワシが豊漁の影では、【サンマ】・【カタクチイワシ】・【サバ類】が獲れなくなる傾向があります。
これらの魚の種類は、数が増加し豊漁となる年が数十年ごとに入れ替わる現象【魚種交代】がよく起きます。
寒冷期ではイワシが増え、温暖期ではサバ・カタクチイワシが増えます。
どうやら今回は温暖期でマイワシが豊漁のため、魚種交代ではない!との推測もあるようです。
今回のマイワシの豊漁はいくつかの仮説が浮上しています。海の中では着々と変化が訪れているようです…。
今年のマイワシの釣果はいかに!?
それでは、気になるマイワシの釣り情報です!
冬なのでサビキ釣りはそもそも釣果が低いのでは?と思いますが、どうやら陸からも大量に釣れたという情報が上がっています。
水温が低い日本海側だけではなく、太平洋側の湾内でも釣れているようです。
マイワシのベストシーズンは初夏~秋までと長い期間ですが、もうすでに場所によっては釣れ始めています。(…シーズンが早く到来し、終わるのも早いのでしょうか…?)
しかし、風が強い日など表層の海水は温度が下がりやすく、マイワシが接岸しても低水温のため、すぐに死んでしまう事があります。場所によって釣れる時間は一時的かもしれません。
今年の釣りは大型の魚もマイワシを捕食するために湾内や浅場へ来るため、釣果が期待できそうです。
まとめ
マイワシの豊漁、とても嬉しいニュースでした。
まだ今年に入って釣りへ出掛けていない方は、マイワシ釣りで釣り開幕!はいかがでしょうか。
以上、「イワシが豊漁!今年は釣れるのか?」でした!
次回もお楽しみに♪
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