ルアー講座 ルアー入門編 ②糸

初心者の方、これから釣りを始めてみたい方に必見なルアー講座です!

今回は、

目次

ルアー入門編 ②糸

をお送りします。

前回の①竿の説明の中でも、ルアーフィッシングはゲーム性が強く、こだわるほど奥が深い釣り方であることを説明しました。

糸も、PE、フロロカーボン、ショックリーダー、など難しい単語がずらりと並んでいます。

ルアーフィッシングをやってみようと調べても、糸の部分がマニアックでも挫折された方も多いのではないでしょうか。

そこで、サカナシティでは

の3構成でお届けします。

「超初心者とにかくルアー釣りを体験したい人向け」の糸選び

これだけ?と思う方も多いと思いますが、1本の糸とルアーだけでも十分楽しめます♪

糸は、安価で一番使いやすい(汎用性の高い)ナイロン素材のみ。リールに巻いてある糸を引っ張りだして、直接ルアーに結び付けて終わりです。

多くの釣りサイトでは、素材の指定や、太さの指定、途中で糸を変えるなど様々記載がありますが、それらをしないと釣れない訳では、”まったく”ないです。

釣り糸の材質は、昔はほぼナイロン一択でした。合成繊維が開発されて、現在主流のPEラインというものが出始めたのは2000年頃(平成12年)。

2010年代後半にPEラインが主流になるまでは、みんなナイロン一択で直接ルアーに結んでいました。

当時は、どの結び方が一番良いか、糸をルアーにつなぐ際フックを使かう派・使わない派くらいしか、こだわるポイントが無かったですが、充分ルアー釣りを楽しめました♪

ここで新しい素材が出てきた事により、こだわるポイントも増えました。

いよいよ、糸についてこだわる理由も含めて解説していきます!

「ちょっとこだわり始めた時に読む」理由が分かる糸選び

糸をこだわる主な理由

より遠くに飛ばしたい

ルアーを遠くに飛ばすことで、深い海を狙えたり大物を狙いやすくなります。

そこで登場したのが、PE(ポリエチレンのこと)ライン!

PEラインはナイロンよりも、摩擦力が小さく同じ強度の釣り糸より細いため、重さが軽くなります。

実験によると、ナイロンよりもPEラインの方が20%~40%も遠くにルアーを投げることができたという実験結果が出ています。

一方でデメリットもあります。新しい技術を使っているので”値段が高い”。

また、PEラインは縦に引っ張る力は強いですが、横からの力(岩に当たった際の擦れや魚の噛みつき等)には非常に弱いというデメリットがあります。

ショックリーダーとは?

PEラインが擦れに弱い為に、考え出された方法がショックリーダーです。ショックを吸収させるためのリーダー(糸)と理解すると分かりやすいと思います。

岩などに擦れやすいルアーに近い先端部分だけ、擦れに強い糸にします。(大体、1.5m~2mくらい)

最初に登場した、ナイロンが擦れに強い糸です。

基本的にリールにはPEラインを巻き、糸の先端部分1.5m程度はナイロンを使用します。(部品は使わず、糸同士を直接結びます)

さらに、最近ではショックリーダーはナイロンよりも擦れに強い「フロロカーボン」という材質の糸を使うことが主流になってきています。

カーボンというくらいなので、相当スレに強そうです!フロロカーボンは前からあった素材ですが、研究が進み年々強度が増してきています。

大物に備えたい

大物を釣り上げるには、糸の強度と糸の長さが重要です。

しかし、この強度と長さは釣りにおいて、矛盾があります。

強度を強くするには単純に糸を太くすれば良いのですが、そうするとリールに巻きつけられる糸の長さは、太いとかさばるので短くなってしまいます。

大物に備えるためには縦の引きに強く、さらに細く、強度のあるPEラインが現在のルアー釣りでは主流になっており、いたるところでPEラインがオススメされているのはこの理由です。

ちなみに、大物の力に耐えれくれそうなイメージのあるフロロカーボンは、擦れに対する強度は断トツ強いのですが、引っ張る力にはあまり強くありません。

また、糸が硬く反発性があるので、リールに上手く収まってくれません・・・(リールに巻きつける必要のない先端1.5m~2m程度がベストです。)

糸のサイズと魚別の選び方

ここまで3種類の糸を紹介しました。

  • ナイロンライン
  • PEライン
  • フロロカーボンライン

サイズの単位について正しく理解し、魚に応じて太さを選びましょう。

  • 太さ=号
  • 強さ=ポンド(lb)かkgで表します。

※ルアーフィッシングでポンドを使うのは、バス釣り発祥の地アメリカの規格が由来しています。

※素材ごとに、抜粋して紹介。

※各値はlbを規準とした参考値。メーカーによっても若干の差があります。

PEラインは細くても(号数が小さくても)他の糸に比べて、引きに対する力が強いことが分かります。

では、魚別に見ていきます。

ポイント

魚の引きの力も考慮する必要があるので、魚の重さ×おおよそ3倍の強度の物を選びます。

まとめ

糸の歴史に触れることで、少し糸のこだわりポイントも見えてきたでしょうか。

先ずは、「ナイロンラインのみ」でもルアーフィッシングは十分楽しめます!

ルアーフィッシングがどんどん好きになって、そろそろ大物のブリを釣りたい!マグロを釣りたい!となった時、もしくはナイロンラインだけで釣っていたら、糸が切れて逃げられてしまった(涙)などの経験があると、自然と糸へのこだわりが出てきます。

最初から「良い糸で釣りたい!」ももちろんありです♪

糸の素材について深く知りたい方はこちらも合わせてご覧ください♪

以上、ルアー講座「ルアー入門編 ②糸」でした!

次回もお楽しみに♪

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