初心者が感じる”疑問”について、解説していきたいと思います!
今回は、
ボラって美味しいの?
です。
ボラは臭いや美味しくないなどの情報を多く見かけます。
大物が掛かって、引き上げてみるとボラでガッカリ…なんて方も中にはいらっしゃると思います。
ボラは美味しいのか謎に迫ってみます!
ボラは美味しい魚?
結論から…ボラはしっかり処理すれば美味しい魚です!
和洋中どんな料理にも、使用しやすい白身魚です。淡白な身は歯ごたえがあり、加熱するとフワフワの身が味わえます♪
血抜きしなかったり、すぐ食べてしまうと生臭さを感じやすくなります。
今回はボラの生態から臭いと言われる理由を探り、最後にボラのおすすめ処理方法を紹介します♪
ボラの生態
ボラは河口や汽水域・内湾で多く生息します。水が汚れている場所でも生息できます。
水深が浅い場所ではよく大量の稚魚が泳いでいる様子や海面を跳ねている姿を目にすることができます。
ボラは雑食性があるので何でも食べます。
海底にいるエサを砂や泥ごと飲み込んで食べます(イメージは鯉のように口を大きく開けてバクバク)
この泥の匂いや水の匂いが身に移り、臭い魚と言われます。
捌いた時に砂泥が出てくるのも嫌厭される理由の一つでもあります。
夏場のボラは臭いが強いですが、冬の寒ボラは美味しいので狙って釣る人もいます!
実はこの食品はボラだった
カラスミ
ボラの卵巣を塩漬けにして乾燥させたものが、カラスミです。海のチーズとも呼ばれています!
ボラは世界各地の温暖な海に生息しているため、日本だけではなく台湾やスペインでも作られています。
高級なカラスミ、実はボラだったんですね♪
その他にもボラの燻製や稚魚を使用した饅頭なども郷土料理であります!
ボラの処理方法
臭いの原因は、食べ方(内臓)と皮の形状によって起こりやすい、処理不足です。
処理をきちんとすれば、魚自体は非常に美味しい白身です!
①内臓
なるべく早く取り除く。説明の通り、砂と一緒にエサを食べる性質があります。
内臓やお腹の中にも大量の泥や砂があります。泥や砂には微生物も多く潜んでいます。
ボラが死ぬと内臓をエサに微生物が繁殖しやすくなるので、出来るだけすぐに取り出して、お腹の中もしっかり洗うことで、匂いの元が無くなります。
②皮
ボラは、鱗をとった後でも皮が厚く凸凹しています。魚特有のヌメリが凸凹のせいで、落ちにくく処理が甘くなりがちです。
ウロコを取るだけではなく、たわしでごしごしするだけで、きれいに落ちます!
①②の処理が甘かったり遅かったりすると、次第に身に匂いが移ってしまいます。
また、処理をしっかりした後に水気をしっかりとって、冷蔵庫で1~2日置くと、余分な水分が抜けて美味しくなります。
ボラのオススメ料理
ボラの漬け丼
ボラの刺身を醤油・みりん・酒等でしっかり味が染みるまで冷蔵庫で寝かせておきます。
ご飯に卵黄・小口切にしたネギ・ごま・のりをかければボラの漬け丼の完成です!
薬味や出汁を用意しておくと、出汁茶漬けにして2度楽しめます。
ボラの唐揚げ
ニンニクや生姜等の下味をしっかり付けて、カラっと揚げるととても美味しいです。
ボラの南蛮漬け
ボラに塩を振り、冷蔵庫で1時間ほど寝かせてから調理します。
南蛮漬けにすると、玉ねぎのシャキシャキ感とお酢の風味でボラがよりおいしく感じられます♪
ボラのフライサンド
白身のフライにしてタルタルソースとパンに挟んで食べます♪
火を通すと違ったボラの風味を感じることができ、食べやすいです。
まとめ
ボラは処理を適切に行えば、美味しく食べられます♪
サイズの大きいボラは、1匹で様々な料理にして楽しめます。身を冷凍保存しておいても良いです。
以上「釣り疑問 ボラって美味しいの?」でした!
次回もお楽しみに♪
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