フグ回避術

秋はフグが良く釣れる時期です。

対象の魚がなかなか釣れず、フグが釣れてしまい困っている方も多いのではないでしょうか。

前回のフグ対策の記事では、フグの生態から仕掛け、釣り方による対策を紹介しました。

今回は、なるべくフグを釣らないために身を隠す術を紹介します。

目次

フグ回避術

フグについて

フグは水深が浅い、磯や内湾の砂底や藻が生えている場所を好み、河口等の汽水域にも姿を現します。

ちょうど私たちが釣りをしやすい場所に生息しているようです。

フグは仕掛けの糸ごと切ってしまったり、エサを取ってしまう魚です。狙った魚を釣りたいのに食べることができないフグばかり釣れてしまうと困ります。

全てのフグを釣れないようにするのは難しいですが、釣れる確率を下げる方法はまだあります!

色で隠す

フグは好奇心旺盛な性格をしており、キラキラした目立つ物に寄って行く習性があります。

集魚効果の高いビーズ等を外しただけでは、フグ対策がいまいち効果が出ないと感じている方は…

なるべく使用する釣具の色を【地味カラー】にすることをおすすめします。

目に虹彩(光の量を調整する役割)という膜を持つ種類のフグは、太陽光が強く当たる場所でも通常通りに周囲を見渡せます。

視認性の高いカラー糸を使用していると、マーカーが入っている部分があるものがあります。

これはフグにもよく見えており、水中で揺らめいていると好奇心の強いフグはすぐに食いついてきます。


フグ対策として“黒のライン”を使用することが多いですが、表層では意外と目立ちやすくラインを切られることがあります。(他の色より切られる頻度はそれでも低いです。)

おすすめは【グリーン】です。濃緑色単色を使用すると、黒よりも頻度を抑えられた印象です。

秋釣りでは目立たない糸を選択するのも良いと思います。

針も金や色付きのものは目立ちやすいので、これも地味な色を使用します。

なるべくエサを小さく付けて、フグに気付かれないようにすることも大切です。

エサを黒く染める

オキアミブラック

撒き餌は通常通りのピンクのオキアミを、針に刺すエサは黒く着色します。

フグがピンクのオキアミを食べている間に、対象魚がいる水深まで針に刺した黒いオキアミを沈める方法です。

着色の時間によって、海底に着いた時点で黒の染料が落ち、通常の色に戻すことも可能です。

長い時間着色し、真っ黒になったオキアミも海底の魚はシルエットで食いついてくるので、釣果が落ちる心配が少ないです。

まとめ

秋は魚達も活性が上がり、釣れる魚の種類も増え、釣りを存分に楽しめる季節ですが…エサ取りの魚も元気です。

フグが多すぎて釣りづらいと感じている方は、暗い色の釣り具でフグ対策してみるのはいかがでしょうか。


以上、「フグ回避術」でした!

次回もお楽しみに♪


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