今年の暖かい日が多く、これから本格的な冬を迎える地域も多いのではないでしょうか。
海は陸よりも遅く水温が下がるため、12月も様々な魚が陸から釣ることができます!
どのような種類の魚が釣れるのか。早速、見てみましょう!
12月釣れる魚(2023)
ブリ(メジロ・ワラサ)
冬は中・大型のブリが釣れます!
ブリの産卵期は冬です(地域差あり)。産卵に向けて捕食が活発になり、大型のブリが接岸してきます。
そして、ブリの適水温は16~18℃付近。水温が下がると沖へ移動します。
12月はそこまで水温が下がり切っていないので、ブリが狙いやすい月です。
カサゴ
12月から本格的なカサゴ釣りのシーズンです!防波堤の足元付近でも釣れるので初心者の方も狙いやすい魚です。
釣り方は、ブラクリやジグヘッド等の簡単な仕掛けを使用した【穴釣り】から、仕掛けを投げて置いたままでOKな【ぶっこみ釣り】など様々な釣り方で釣れます。
夜行性の魚ですが、昼間も障害物付近にエサを落とせば、エサの匂いに誘われて出て来ます。
カレイ
産卵期前のカレイは、水深が深い【内湾や港内】の流れが穏やかな場所にいることが多く、岸から釣りやすくなります。
海底にじっと身を潜めるカレイを狙うには、10分に1回程度竿を動かし(煽る・引きずる)、カレイにエサがあるポイントを知らせることが大切です。
複数本竿を出して釣ることで釣果アップへ繋がります。
メジナ
12月から30㎝を超える良型の【寒グレシーズン】が始まります。
水温15~22℃付近では活性が高く、上層までエサを食べに上がってきます。
15℃以下になると活性が落ちます。冬は水が澄んでいることも多く、警戒心の強い大型のメジナはより水深の場所でじっとしています。
【高水温は浅い水深、低水温は深い水深】、釣り場の水温によって仕掛けの糸の調整がポイントです。
メバル
12月は12㎝前後の小さなサイズから産卵前の大型のメバルを釣ることができます。
釣り方はワームで釣る【メバリング】がおすすめです。12月はアジもまだ釣れる時期なのでライトゲームが魚の反応が良く、楽しめるのではないかと思います。
※メバルは成長スピードが遅い魚なので、抱卵・小さなサイズは海へリリースが推奨されています。
タコ
タコ釣りのハイシーズンは夏ですが、冬もタコは釣れます!なんと、1〜2kgの大ダコを釣ることができます。
水温が低下するとタコは活性が低くなり、動きが鈍いです。あまり積極的に仕掛けを追いかけることはありません。
ゆっくりズル引きなど遅い速度で誘いをかけます。
その他
アジ
12月も引き続きアジが釣れます。サイズも大きくなってきて食べ応えも満点です◎
シーバス(スズキ)
水温が下がると、大型の個体は深場へ移動します。小さなサイズが釣れるようになります。
ヒラメ
12月中はまだ活性が高いので、陸から釣りやすいです。
ソイ
障害物付近に仕掛けを落として釣ります
ハゼ
こちらも水温が下がると深場へ移動します。12月上旬がおすすめです。
クロダイ
低水温が苦手なクロダイは、12月は活性が下がり、難易度はやや上がります。
それでも水温が下がりづらい内湾や港内では釣りやすく、12月も他の魚に比べ数が出やすいです。
アイナメ
水温低下に伴い、徐々に内湾に移動し、産卵期を迎えます。
産卵期を迎えると捕食しなくなるので、一気に釣れなくなってしまいます。
まとめ
今年は例年に比べ、気温が高かったので、12月もまだまだ釣りが楽しめそうです♪
海の風は冷たいので、風邪を引かないよう気を付けて下さい。今年も最後まで魚釣りを楽しみたいと思います。
以上、「12月釣れる魚(2023)」でした!
次回もお楽しみに♪
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