日本には【三大怪魚】と呼ばれる魚がいます。
一体どんな魚なのでしょうか。また、釣ることは可能なのか…怪魚の謎に迫ります!
日本三大怪魚
怪魚とは
怪魚とは、あやしい見た目で奇妙、なかなか見ることができない、一般的な魚のサイズよりも大きな、巨大化した魚のことを指します。
日本の三大怪魚は、
・イトウ
・ビワコオオナマズ
・アカメ
の日本固有種で、どれも体のサイズが1mを越える魚です。
それぞれ、どんな特徴がある魚なのか見ていきましょう!
イトウ
サケ科イトウ属に分類されます。体長は1~1.5mほどに成長します。
淡水魚の認知が高いですが、春の産卵期に川を上り、産卵後は一時的に海へ戻る魚と言われています。ですが、海での生息域や期間など詳しいことは未だ謎に包まれています。(川やダム湖で一生暮らす個体もいます)
北海道や樺太などの水温が低い場所に棲みます。以前は生息域も広かったですが、個体数も激減。今は【幻の魚】と呼ばれ、絶滅危惧種に指定されています。
成魚になるまでは6~7年の時間を要し、他の魚よりも成熟するまでの期間が長い魚です。
サケ科の魚は産卵後に死んでしまうことが多いですが、イトウは産卵後も生き続ける魚です。(毎年産卵しない)寿命は20年以上と長いですが、生息数の回復は難しいと言われています。
釣れるの?
北海道ではイトウ釣りを楽しむこともできます。猿払川や朱鞠内湖など。
ビワオオナマズ
琵琶湖と淀川水系のみに生息する淡水魚です。体長は1.2m、重さ20kgを越えます。
他のナマズの種類よりも、下あごが長く、頭部が平べったい所が特徴的です。
琵琶湖の外来種である”ブラックバス”を唯一食べる魚とも言われています。
最近のニュースでは滋賀県の水族館で水槽のガラスが割れてしまいましたが、このビワコオオナマズが暮らしていた水槽です。(無事に救出され、今も飼育されています♪)
釣れるの?
普段は水深が深いエリアに生息しているため、釣ることが難しいですが、6~7月の産卵期に浅場の水際まで移動してきます。その時期を狙って釣ることが可能なようです。
アカメ
高知県や宮崎県ではよく見る魚ですが、全国的には生息地が限られているため、希少性の高い魚です。(西日本の太平洋側のみに生息しますが、近年温暖化の影響で北上しているのでは?と言われています。)
高知県や大分県では、時々スーパーで購入することもできます。
アカメの由来は、暗い場所では光の反射により黒目が赤く光ることから「アカメ」という名がつきました。
顔つきはスズキに似ています。
昨年のニュースでは、駿河湾でアカメが漁に掛かり釣れました。
体表に怪我を負ってしまったため、現在”伊豆・三津シーパラダイス”水族館で飼育されています。
全長70㎝越えのアカメを見ることができるのは珍しいです!お近くの方は、見に行ってみるのはいかがでしょうか♪
釣れるの?
高知県では浦戸湾周辺や四万十川で釣ることが可能です(宮崎県では禁漁の種類です)
まとめ
日本三大怪魚は生息地が限られた希少性の高い魚でしたね。日本三大怪魚は水族館で展示している所もあります!
非常に大型の魚…釣りではどんな強い引きを味わえるのでしょうか。淡水魚は絶滅危惧種指定のため、キャッチ&リリースが前提のようです。
三大怪魚いつかは出会ってみたいですね♪
以上、「日本三大怪魚」でした!
次回もお楽しみに♪
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