ウツボは小さなエビと暮らす

海のギャングと呼ばれる「ウツボ」!

凶暴でどんな生き物にも食いつきそうな見た目をしていますが、実は可愛らしいエビと一緒に暮らしています。

ウツボがエビと暮らすのは、なぜなのか…。最後にウツボ釣りのプチ講座も一緒に紹介します♪

目次

ウツボは小さなエビと暮らす

ウツボを知ろう!

ウツボは【ウナギ目ウツボ科】に分類される魚です。

温暖な水域を好み、日本海側では島根県から九州、太平洋側では千葉から九州にかけて生息しています。

体長は1mほどの種類が多く、海の中では大きな口を開けて鋭い歯を見せ、威嚇を繰り返す姿が見られます。

見た目は強面ですが、威嚇をする時以外は大人しいです。(※必要以上に近づくと噛みついてくるので、ダイビング等で注意します)

ウツボが生息する水域では天敵は少なく、生態系の頂点だといわれています。

ウツボの共生:お掃除エビ

ウツボはカニやエビの甲殻類を食べる魚ですが、実は共生するエビの種類がいます!

ウツボが共生するエビの種類

  • ホワイトソックス
  • アカシマシラヒゲエビ
  • オトヒメエビ

これらの種類は、ウツボの体表に付着した寄生虫や粘膜を食べて生きています。(クリーナーシュリンプとも呼ばれています)

弱いエビたちは、強いウツボと一緒にいることで外敵から身を守ることができます。

口の中まで掃除をしに入ってくることがあります!ウツボはこれらのエビを…たまに食べてしまうこともあるそうです…。

ウツボの共生:大好物が食べたい

ウツボはまだまだ共生仲間がいます。それは【伊勢海老】です!

ウツボは【タコ】が大好物です!タコは伊勢海老が好物なので、伊勢海老に寄ってきたタコをウツボが捕食します。

伊勢海老は先ほどのお掃除エビと同じように、ウツボが身を守ってくれるため、共に行動しています。

大きくなった伊勢海老は殻が硬いためあまり捕食しませんが、小さな伊勢海老は食べてしまうことがあります…。

ウツボは釣れる?

ウツボはもちろん陸から釣ることができます!

時期

周年釣ることができ、特に11月が最も良く釣れます。

冬のウツボは脂がのっていて美味しいです。

場所

岩場や磯、防波堤、温排水が出ている場所は特に釣果が出やすいです。

時間

夜行性なので、夜に活動期になり、行動範囲も広がります。

日中は巣穴から顔を出し、ほとんど動き回りません。その場でエサが落ちてこないか見ています。

仕掛け

ぶっこみ釣りやブラクリ仕掛けで釣ることができます。

釣りあげた際は、暴れ回るので安全に注意してください♪

海のギャングは耐久性のある竿で釣ろう!

大物が暴れ回っても安心できる耐久性があります。

まとめ

ウツボはエビと共生することで、体をキレイに保つこと・大好物を食べる等の利益を得ている魚です。

とても頭の良い魚ですね。共生しつつも、食べてしまうこともあるようで…自然界は厳しいですね。

ウツボは歯が鋭い魚なので、釣る際は怪我に気をつけて釣りましょう♪


以上、「ウツボは小さなエビと暮らす」でした!

次回もお楽しみに♪

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