魚の鱗の秘密を探る!

生態

魚の体の表面を覆う鱗(ウロコ)。

釣った魚の鱗は調理の際に、取ってしまいますが、実はこの鱗!魚にとって欠かせないものです!

魚の鱗の秘密を探る!

魚の鱗には一体どんな秘密が隠されているのか…早速潜入してみましょう♪

鱗の役割

鱗にはいくつかの役割があります。なぜ、鱗が必要なのか謎に迫ります!

身を守る鎧

鱗には外敵から身を守る(反射してカモフラージュ)・障害物から身を守る役割があります。

磯などの障害物が多い場所に生息している魚は、体が傷つきやすいため、鱗が大きい傾向があります。

(速いスピードで泳ぐ魚は抵抗を少なくするため、鱗が小さい傾向があります)

また、寄生虫の防止もできます。

栄養の貯蔵庫

鱗には、ミネラルやカルシウムが含まれており、血液中にこれらの成分が少なくなると、鱗から栄養を補います。

塩分濃度を保つ

海水には塩分が含まれており、魚の体よりも濃度が高いです。

塩分濃度は低い方から高い方へ流れる性質があるため、魚たちは体を覆う鱗がないと体の中の水分が流れてしまい、脱水症状のような現象が起き、死んでしまいます。

鱗があることにより、体のなかの塩分濃度を保つことができています。

鱗の秘密をもっと探る

魚の水流感知!側線の鱗はどうなっている?

魚は暗い夜の海の中でも、他の魚や障害物を感知する器官「側線」がついています(尾に向かって横に引いた線)

側線周りは通常の鱗がついていると、感知能力が下がるため、この部分の鱗には小さな穴が開いています。

鱗がない魚

ドジョウやうなぎ

ヌメヌメとした粘膜で体を覆っています。

一見、魚のような鱗がないように見えますが、皮膚の下に6万枚もの鱗が埋もれています。

カツオやマグロ

一部(胸ビレ周りなど)を除いて鱗がなく、ツルツルとした厚い皮で覆われています。

水の抵抗は鱗がある魚に比べ少なく、速く泳ぐことが可能です。

このように、体を保護するために粘膜や分厚い皮を持つことで身を守り、鱗が退化した魚もいます。

タチウオ

グアニンという銀色の色素で体表を覆っている為、鱗がありません。

薄い体がキラキラと光り、外敵から身を守っていますが、グアニンは色素なのでタチウオは傷つきやすく衰弱しやすい魚です。

硬い鱗があれば良い!というわけではなく、魚の種類によってそれぞれに合った体表をしているようです。

魚の鱗の種類

鱗の形は様々なあり、よく見ると模様が付いています。

この模様は樹木の年輪のように魚の年輪と成長を確認することができます。

円鱗(えんりん)

よくイメージする鱗の形で円形で棘がありません。重なるように並び、体を覆います。

魚:イワシやコイ、サケなど。

イワシのようにすぐ取れてしまう鱗は、天敵に追われた際、海に漂います。

敵はこの取れた鱗を魚だと勘違いします。

取れやすい鱗にも理由があるんですね。

櫛鱗(しつりん)

薄くてほぼ円形の形をしています。小さな棘を持っています。

魚:スズキや真鯛・イサキ・サバなど。

稜鱗(りょうりん)

釣りでおなじみの魚「アジ」といえばセイゴがついており、尖った棘のような形をしています。

これは特殊な鱗で、部分的に付いています。

釣った魚の鱗は必ず取るべき?

魚を釣った際は、鱗を取ることをおすすめします。

口当たりも悪く、口の中に結構残ります…。包丁もすぐに悪くなってしまうので、鱗を取ってから調理します♪

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まとめ

魚の鱗にはただ体を守るためではなく、たくさんの秘密がありました!

釣った魚の鱗も観察して形やおおきさを見比べてみるのも面白いですね♪


以上、「魚の鱗の秘密を探る!」でした!

次回もお楽しみに♪

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