9月に海で釣れる魚(2023)

9月から地上では秋を感じることが多くなってきますが、海の中はまだまだ水温が高い状態です!

陸からはどのような魚が釣りやすい月なのでしょうか?

9月の魚の行動、おすすめの釣り方&対象魚を釣り上げるコツも一緒にご覧ください♪

目次

9月に海で釣れる魚(2023)

ギンガメアジ(メッキ)

温暖な水温を好む魚で、主に亜熱帯に生息します。日本にはこの時期、暖流(黒潮)に乗って回遊してきます。

成長すると非常に大きなサイズに成長する魚なので、9月釣れるサイズは幼魚でも20㎝以上あり、強い引きを楽しめます。

低水温では生きることができず、冬が来ると死んでしまう魚です。(死滅回遊魚)

※(メッキはギンガメアジやロウニンアジなどの複数種の幼魚のことを言います。)

釣り方&コツ

ライトゲーム用のタックルで狙います。

表層~中層域を狙うルアー(トップウォーターやミノー)を選択することが多いですが、メッキは海底にいる甲殻類も捕食します。

ルアー(メタルジグ3~7g等)を複数種用意しておくと、反応が乏しい時に対応できます。

速い・細かいアクションを多用すると見切られずに釣れます。


マアジ

9月~10月にかけて釣果は上昇傾向、15㎝ほどの小アジサイズを釣ることができます。

アジの適水温は16~23℃前後です。これは成魚のアジの活性が高い水温を示し、小アジは25℃付近まで元気に泳ぎます。

ですが、9月は水温が30℃近く上がる地域も多く、なかなか釣果が出ないと感じている方も多いと思います。

釣り方&コツ

釣り方はサビキ・投げサビキ釣り。

夏の豆アジより成長したアジは表層まであまり浮いてきません。中~低層にいることが多いです。

サビキ仕掛けの全長は1.4mのものが多いですが、それよりも長い仕掛けを使用すると楽に水深を変更できます。

サビキ釣りはエサとスキンの同調する時間を長く保つことで魚が針に食いつく確率が上がります。

コマセ(撒き餌)を十分に撒き、回遊を促すことも大切です。


ハゼ

平均15㎝、夏から成長したハゼは引きの強さも魅力です。

釣れる場所

河口、内湾など。

水深の浅い場所で釣りやすいハゼは水位の変化に敏感な魚です。

干潮(水位が低くなる)

水位が低くなり始めると、ハゼは岸近くの浅場で取り残されてしまう危険を感じ、水深が深い場所へ移動を始めます。

水かさが少ない時間帯は、深いエリアまで届く仕掛けを選択します。

満潮(水位が高くなる)

足元付近まで積極的に捕食している時なので釣りやすさが上がります。近距離に仕掛けを飛ばす釣り方でOKです。

釣り方&コツ

ちょい投げ釣り・ウキ釣り、エサはイソメを使用すると動くものに積極的に捕食へ向かう習性があるのでよく釣れます。


サバ

20~40㎝ほどのサイズを釣ることができます。

サバは季節性回遊をする魚です。春に北上したサバが秋に南下し始め、接岸してきます。

早朝、捕食対象のプランクトンが活発な時間帯が最もよく釣れます。

接岸のタイミングは短時間ですが、大型の群れで沿岸を回遊するサバは上手くタイミングが合えば、入れ食い状態です。

釣り方&コツ

小さめサイズが多く釣れる場所では、サビキ釣りがおすすめです。

複数針が付いているため、効率よく短時間で大量に釣り上げることができます。

良型を狙うのならば、遠投カゴ釣りがおすすめです。

沖を回遊しているサバを狙います。付け餌にオキアミを付けます。

ルアーではメタルジグ(20~30g)を使用して、ライトショアジギングを楽しむのも良いですね♪

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タチウオ

9~10月は釣果が最も高い時期です。

タチウオは夜行性の魚なので、夜になるとエサを求めて接岸し、日が昇ると海の深場へ移動します。

速く泳ぐのが苦手な魚なので、潮の動きが穏やかな日(小潮・中潮)が釣りやすいです。

釣り方&コツ

夕方の時間帯はお腹を空かしている時間帯なので、ルアー(ワインドやメタルジグ)に好反応です。

夜は嗅覚を刺激するエサ釣りがおすすめです!

使用するエサは定番の【サンマ・サバの切身やキビナゴ】、他の魚にはあまり使用しない釣果抜群の【ドジョウ】もあります。


シーバス(スズキ)

9月から10月にかけて釣果が急上昇していきます。

産卵準備に入り、体力を付けるために捕食が活発になる時期です。

産卵場所は沖の深いエリアなので冬を迎えると大型の個体は釣りづらくなります。

陸から釣るなら秋がおすすめの時期です。

釣り方&コツ

9月上旬はシーバスにとって水温はまだ高く、活性が上がり切っていません。

障害物付近や橋の下などに身を隠していることも多いので、釣り場をどんどん変えながら釣っていくと良いです。

ルアーは秋によく捕食をする「コノシロ」や「鮎」に似せた大型のルアーで釣ることができます。


その他

イワシ

10㎝前後の小さなサイズのものが多いですが、数釣れます。

カンパチ

高水温に強いカンパチは、水温が下がると釣果が落ちるので9月~10月の釣りがおすすめです。

コチ

捕食対象のハゼやキスが釣れる場所で多く釣れます。海が過度に濁っている時は釣りづらいです。水質に注意して釣ります。

ボラ

40㎝以上のサイズも大きく、引きのパワーは圧倒的です。

まとめ

まだまだ海の中に秋が来るのは少し先のようで、高水温に強い魚や、季節性の回遊をする魚が狙いやすいようですね。

また、先月よりも浅場や堤防で釣れる魚が増えたかな?という印象があります。

難しいテクニックがいらずに釣れる魚が多く、釣りを始めてみたい方にもおすすめの月です♪


以上、「9月に海で釣れる魚(2023)」でした!

次回もお楽しみに♪


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