海には横綱級の魚がいるのはご存知でしょうか。
近年の大発見、舞台はなんと【日本の海】です。
サカナシティ漫画 27話「海の横綱現る⁉」




深海に棲む世界最大の硬骨魚類は、なんと日本で確認されました。
一体どのような魚なのでしょうか?
ヨコヅナイワシ

2021年 静岡県駿河湾(日本で一番深い湾)から400㎞南に位置する元禄海山の水深2.000m付近で新種の魚として発見されました。
全長1.2m~2m50㎝ 体重14㎏~25kgの世界最大の硬骨魚類です。
濃い紫色の体表をしており、生きた化石である「シーラカンス」を彷彿させる見た目です。
ヨコヅナイワシは他の魚の捕食対象となることがない生態系の頂点である可能性が高いです。(魚の筋肉に含まれているアミノ酸の量で食物連鎖のピラミッドの位置を推測するようです。)
非常に大きな口、発達した歯列を持ちます。魚類をエサにする魚です。
個体数は非常に少ないのではないかと言われています。
深海釣りで確認!
ヨコヅナイワシは水深900m前後にサバの切り身をエサにした深海釣りで捕獲されました。(深海でもサバの匂いは強烈に漂うようです!)
2021年の調査は2回行われ、4匹釣り上げられています。
性別は全てメスのため、オスは未だ謎に包まれています。
よく食べるイワシとは近いの?
名前にイワシとついていますが、私たちが良く食べる「マイワシ」や「カタクチイワシ」とは種類が完全に別の魚です。
深海魚にはイワシがつく魚が多くいます!
海水魚ですが、生態の面から見ると鯉やナマズに近いと言われています。
まとめ
世界最大の硬骨魚類が日本で発見されたとは、大ニュースですね。
ヨコヅナイワシは他の魚を威嚇するほどの強さも持ち合わせています、名前に匹敵する強い魚です。
深海の世界に棲む魚…謎が多く地球のロマンを感じます!
水族館や博物館で標本が展示されている時もあります(期間が限定的な場所が多いため、事前に情報を入れてからがおすすめです!)
新種の深海魚をぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか♪
以上、サカナシティ漫画 27話「海の横綱現る⁉」でした。
次回もお楽しみに♪
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